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得意のロケットスタートでボルトに先行した遅咲きのスプリンター【多田修平】

得意のロケットスタートでボルトに先行した遅咲きのスプリンター【多田修平】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
チームの選手たちの俊足化を目指し走り方などの動画もよく見てます。
そのおかげで陸上短距離の動画なんかもたくさん出てきます。
今日は日本短距離界でロケットスタートが代名詞の選手のことを書きます。

遅咲きのスプリンター【多田修平】

追い風参考記録ながら2017年6月に日本国内での日本人選手史上初となる9秒台を記録した多田修平選手。
12月に桐生祥秀選手が9秒98を記録する半年前に9秒台に到達して一躍日本の短距離界で頭角を現しました。
若くして日本のトップ選手の仲間入りをした桐生祥秀選手とは全く逆で大学進学後に記録が伸びた遅咲きのスプリンターなんです。

画像引用元 住友工業 陸上競技部Webサイトより

多田修平(ただ しゅうへい)
1996年6月24日生まれ
大阪府東大阪市出身
身長177センチ 体重68キロ

陸上競技には東大阪市立石切中学時代から本格的に取り組み、大阪中学校総合体育大会で男子100m決勝にて11秒52で5位入賞した記録が残っている。
大阪桐蔭高校へ進学し、3年次に全国高等学校総合体育大会の決勝で10秒78のタイムで6位となりました。
高校時代までは全国で1位となった経験のない選手なんです。
関東の大学へ進学する選手が多い中、2015年に関西学院大学へ進学し記録が向上することに。
関西インカレでは1年生ながら男子100m決勝で10秒43で優勝し、翌2016年も10秒33の大会新記録で2連覇。
2017年に大阪陸上競技協会が主催するアメリカ遠征に参加し、ジャマイカ人スプリンターのアサファ・パウエル氏の兄ドノバン・パウエル氏の指導を受けることもあり、世界と戦う覚悟を生んだ。
2017年5月に開催されたSEIKOゴールデングランプリ川崎の100m決勝では10秒35で3位となり、優勝したジャスティン・ガトリンに「素晴らしいスタートを切った男がいて、驚いた」と称賛を受けました。

レース後ガトリンが最初に握手したのは隣のレーンを走った多田修平選手で健闘を讃えたんでしょうね。

6月10日開催された日本学生陸上競技個人選手権準決勝で追い風4.5mの参考記録ながら日本国内での日本人史上初となる9.94を記録して一躍注目選手となりました。
決勝は追い風1.9mの中、10秒08を記録し優勝となりました。

直後の6月24日に開催された日本陸上競技選手権大会の100m決勝では、桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥・山縣亮太を下し、サニブラウン・アブデル・ハキームに次ぐ2位となり世界陸上ロンドン大会にも出場し4×100mリレーでは第1走を務め銅メダルを獲得。
2017年9月9日に福井県で開催された日本インカレ決勝で10秒07の自己ベストを更新するも惜しくも2位に。
優勝したのは日本人初となる9秒98を記録した桐生祥秀選手だったんですよね。
2018年、2019年もリレーを中心に結果を出していますが、個人としてもまた記録を伸ばして欲しいとこです。
多田修平選手の9秒台も見てみたいですねー。

ボルトにも先行したロケットスタート

多田修平選手の1番の武器はロケットスタートです。
スタートの速さを買われて、リレーでも1走を務めるケースが多い選手。
ガトリンも称賛するほどの素晴らしいロケットスタート。
世界記録保持者のウサイン・ボルトと隣でレースをした際にもボルトに先行する場面があり盛り上げました。

画像引用元 Youtubeより

日本だけでなく、世界でもトップクラスのスタートの速さを持ってるんですよね。
このスタートの速さに後半のノビがもう少しプラスされたら9秒台も見えてくるとこですね。
それでは、世界トップレベルのスタートをご覧くださいませ。

何度見ても素晴らしいロケットスタートですね!
スタート直後から下を向いたまま、なかなか顔が上がってこないのも特徴ですね。
リレー競技だけでなく、個人競技でも活躍を期待したいとこです。
それでは、またっ!
 


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