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リミッター解除したような守備と野球IQの高さを感じさせる走塁【辰己涼介】

リミッター解除したような守備と野球IQの高さを感じさせる走塁【辰己涼介】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
先日、ブログで隙をついた好走塁の記事を書きました→次を狙う走塁の巧いチームを目指したい。
その中でも紹介した野球IQの高さを感じさせる選手のことを深掘りします。

リミッターを解除したような守備【辰己涼介】

現在、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する辰己涼介選手。
「辰巳」ではなく「辰己」なんでご注意を。

画像引用元 パ・リーグ TVより

辰己涼介(たつみ りょうすけ)
1996年12月27日生まれ
兵庫県神戸市北区出身
身長180センチ 体重74キロ

小学1年生から野球を始め、中学時代は神戸三田ドジャースへ所属し投手を務めていました。
兵庫県立社高校への進学を機に外野手へ転向し1年時からレギュラーを掴み、対外試合通算で20本塁打を放ったが、甲子園大会とは無縁の存在でした。
立命館大学へ進学後は1年春からレギュラーに定着し、関西学生野球リーグで大活躍し、2018年NPBドラフト1巡目で4球団競合から抽選で東北楽天ゴールデンイーグルスへと入団。

ルーキーイヤーの春季キャンプから一軍に帯同し、開幕一軍入りを果たし最終的には124試合出場し、打率.229、4本塁打、25打点、13盗塁を記録しました。
2年目の今シーズンは、中堅手のレギュラーポジションを争っているところで、メインでスタメンに名を連ねていましたが、打撃があまりよくなくスタメン落ちもしていた感じ。
しかし、その守備力はヤバイっす。
打率の低さをカバーしてあまりあるくらい守備でチームに貢献している選手。
俊足を活かした守備範囲の広さに球際の強さ、そして強肩!!!
それでは、守備のスーパープレイをどうぞ。

ダイビングキャッチがスピード感あってキレイですねぇー。
 

野球IQの高さを感じさせる走塁

辰己涼介選手といえば、僕の中では野球IQの高さを感じさせる好走塁が好きなんです。
先日のブログで紹介したライト前の浅いフライで二塁へ送球したとみるや本塁に一気に突入した神走塁も凄かったぁ。

普通は浅いフライなんで諦めて気を抜いちゃうとこだと思うんですが、そこをついてくるとこが凄い!

他にもレフトファールフライで一塁からタッチアップしたプレイもありました。

フェアかファールか分かりにくいレフトライン戦へのフライでしたので、まずはハーフウェイの形をとりますが、打球が切れていきファールフライになると判断したとこで一塁ベースへ帰塁。
そして二塁に思い切ってタッチアップを決めたのでした。
おそらくレフトの捕球体勢が良かったり、隙がないなと感じたら途中で進塁を諦めたかも知れません。
自分の目で確認できる打球方向だったから行く前提で狙うけど、もしもの時は自重するという走塁だったと思います。
この判断が野球IQの高さを感じさせるんですよねー。

そして盗塁も巧いんです。
足の速さももちろんですが、スタートがいいんですね。
特に三盗の時は完全に投手のモーションを盗んでる感じ。
常に間合いとか考えてるんだろうなぁ。

シーズン終わってみると11盗塁(5盗塁死)と成功率は落ちてますが、これからもっと盗塁王争いに食い込んでくるような選手ではと思ってます。
課題の打撃力が向上して1番打者に定着するようになったらと楽しみです。
辰己涼介選手の守備と走塁に注目でっせぇー。
それでは、またっ!



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