こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
普段練習でコーチとして選手たちを指導しながら、試合では審判をすることもあるので野球ルールについても時々勉強してます。
全力でプレーする選手たちに対して審判としてきちんと対応してあげたいなと思うので、ちゃんと勉強もしてます。
ベースコーチが走者に触れるとどうなる？
普段あまり起きないプレーですが、こういうことも起きてしまうことがあるんです。
一塁、三塁ランナーコーチが走者に触れてしまうとどうなるんでしょうか？
たまたまセンバツ甲子園大会で珍しくこのケースが起きてしまったので、この機会に復習です。
肉体的援助
センバツで木更津総合VS金光大阪戦で珍事が起きました。
走者二塁からレフト前ヒットを打ちますが二塁走者が本塁を目指して三塁を蹴った際に勢い余って転んでしまいました。
本塁突入を諦め三塁に戻ろうとした際に三塁コーチャーが走者を気遣った感じでお尻に手が触れてしまいました。
それではプレーをご覧ください。
結果として野球規則の『肉体的援助』にあたるとして走者はインターフェアとなりアウトとなってしまいました。
肉体的援助
三塁または一塁のベースコーチが、走者に触れるか、または支えるかして、走者の三塁または一塁への帰塁、あるいはそれらの離塁を、肉体的に援助したと審判員が認めた場合。
公認野球規則6.01(a)(8)より
打者、または走者によるインターフェアとなりアウトになるんですね。
っということで、走者の肉体的に援助したと認められて走者がアウトになるので注意してくださいね。
ホームランの際のハイタッチは良いのか？
プロ野球などでフェンスを超えたホームランの際にベースコーチがハイタッチをしている姿を目にしますが、これは良いのでしょうか？
フェンスオーバーのホームランの際はフェンスを超えた時点でボールデッドとなるため、コーチャーと選手が触れても肉体的援助には当てはまりません。
相手への敬意やマナーという観点では注意が必要とのこと。
過度なパフォーマンスでなければ良いのではないかと思います。
実際にこんなプレーが起きてしまったことがあったようです。
逆転サヨナラ本塁打に興奮してホームイン前にベンチから飛び出てきた選手が走者に抱きついてしまったんです。
相手チームからの抗議があったようですが、審判団は『肉体的援助には当たらない』として本塁打を認めました。
ちょっと後味が悪い感じになってしまったのはもったいないですね。
指導者としてはマナー向上も含めて選手たちに指導していきたいものですね。
っということで、今日はベースコーチと走者が触れてしまった際の肉体的援助に関してのブログでした。
しかし、この接触をきちんと見ていた三塁塁審の方の素晴らしいファインプレーですね。
それでは、またっ！
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