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ワールドカップ予選リーグ最終戦の終盤を野球人的に考えると時間稼ぎは敬遠策と同じ【ポーランド戦】

ワールドカップ予選リーグ最終戦の終盤を野球人的に考えると時間稼ぎは敬遠策と同じ【ポーランド戦】

祝!ワールドカップ予選リーグ突破!!!
コレって凄いことですよねー!
世界の16強に我らが日本代表に残ってるんですから。

ポーランド戦

夜23時から試合開始のポーランド戦は眠いながらも大事な試合なので、頑張って起きて応援してました!
予選始まる前には日本は1勝1分。
ポーランド戦に勝てば2勝1分けで勝ち点7になって予選突破。
引き分けると1勝2分の勝ち点5で予選突破。
負けると1勝1敗1分の勝ち点4でコロンビアVSセネガルの結果次第では予選突破の可能性ありという状況。
他会場の結果に頼ることなく予選突破をしたいところ。
その大事な試合では、驚きの6選手をスタメンから入れ替えてきてビックリっす。

武藤、岡崎、宇佐美、山口蛍、酒井高徳、槙野の6選手。
正直不安も感じましたが、西野ジャパンは予選リーグのその先の決勝トーナメントを視野に入れて仕掛けてきました。
対するポーランドはすでに2敗しており、予選敗退が決まってました。
それでも1勝を勝ち取るために全力で勝ちにくるところ。
このメンバーで最低でも引き分けでお願いしたいと全力応援しました。

後半14分 FKからベトナレクがゴール

両チームともなかなかチャンスが作りきれずでしたが、日本代表の流れも良さそうなんでイケるんじゃない?って思っていた後半14分にポーランドにチャンスが。
ペナルティーエリアの左から少し距離のあるフリーキック。
左足から放たれたキックが競合いをする日本ディフェンスの裏を抜けてベトナレクが右足で合わせてゴール。
うわぁー、前に2人釣られてかぶったぁーー。
押し気味に試合を進めていてもセットプレイ一発で点を取られてしまう難しさを感じちゃいますね。

川島のスーパーセーブ

予選リーグ2試合でミスが出てしまって失点してしまっていたGKの川島選手。。。
個人的には新戦力の中村航輔の出場を期待していたとこですが、先発は川島となれば応援です。
前半32分に右手一本でビッグセーブ。

後半36分には今度は左手でビッグセーブ。
槙野のクリアがゴールに向かってしまったところを左手で外へ弾き出してくれました。

ミスをしたくてした訳じゃなく、全力でプレーしていたところミスが出てしまっただけ。
信じて使ってくれた西野監督の期待に応えます。

後半終了間際の消極的な時間稼ぎ

後半37分に長谷部が投入されてからは、日本は消極的なパス回しをしながら時間潰しの選択をすることになりました。
会場中からはブーイングの嵐。
これは他会場の試合でコロンビアが先制点を取ったことで、日本代表が予選突破の可能性が高まったからです。
グループ2位通過を争うセネガルとは、その段階で勝ち点4、得失点0、総得点4と全く同じになったことからイエローカードをもらってしまった枚数の差で日本代表がセネガルをリードして現状で2位になったんです。
西野監督は残り約10分間を得点を狙うことで失点するリスクや、相手に攻撃されることでイエローカードをもらってしまうリスクを考慮して現状維持をするための消極的な時間潰しを選択。
この選択はサッカーではよくあることで、なんら非難されることではありません。
逆にグループリーグの結果次第では最終戦はお互いに攻めることなく、お互いにドローを狙う消極的な試合もあるくらいです。
目標がグループリーグ突破をして決勝トーナメントにいくための苦渋の判断であり、選手たちが一番悔しい思いをしていたことでしょう。

僕だって、死ぬほど悔しかったし手放しで予選突破を喜べないようなモヤモヤした感情になりました。
分かっちゃいるんだけど、悔しい。
予選突破の嬉しさ半分、こういうサッカーをしなければいけない悔しさ半分でしたもんね。

消極的な時間稼ぎは、野球で言えば敬遠策と同じ

この消極的とも言える時間つぶしを野球で考えるとなんだろうなぁ?
って考えていたら、長嶋一茂さんが上手く表現していたことをネットニュースで見ました。
とある情報番組で『ネガティブな戦術』と批判されていたことに長嶋一茂さんは、こう答えてました。

戦術に、消極的とか積極的とか、僕はないと思ってる。
(今回の戦術は)押し引きの、引いた方なんですよ。
戦術の中での押し引きって十分アリだし、野球で言ったら敬遠策というのがある。

『ネガティブ』と言われるのかもしれないが、敬遠も立派なルール。
勝つためになんでもしていいというわけではないが、ルール内での戦略。
これで決勝へ行けるのだから、僕は良かったと思っています。

こんな風に表現していました。
野球人な僕にとっては妙にシックリきたっす。

敬遠ってピンチの局面で相手の強打者と戦うことをせずに四球で一塁に歩かせて、次の打者と勝負すること。
打たれるリスクを次打者と比較して冷静に選ぶ立派な戦術。
しかし、投手だった僕は悔しくて悔しくて仕方がないながらも勝つために敬遠するんだと自分を納得させてボール球を4つ投げる訳です。
その後の打者を打ち取ればそれが正解と言われることになるんです。
今回だって西野監督が冷静に判断して、この戦術を選んだ訳で結果的に日本代表は決勝トーナメントへの切符を掴んだんです。
もし、セネガルが1点取って同点となったら日本代表は予選敗退となって西野監督は猛批判を受けたことでしょう。
しかし、西野監督は自分の判断を信じて決断をしたんですねー。

悔しい気持ちは次の決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で晴らしましょう!!!
相手は超強豪ですが、日本代表も香川選手たち主力を温存することもできたんで、そこを信じて全力応援っす。
次戦は夜中の3時開始になるんで、自分の中でも上手くやりくりをして仮眠を取ってから観戦したいと思います。
みんなでロシアにいる我らが日本代表にパワーを送りましょうーー!!!

頑張れニッポン!!!
 


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