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無名の公立高校から『お化けフォーク』を武器に日本のエースに!【千賀滉大】

無名の公立高校から『お化けフォーク』を武器に日本のエースに!【千賀滉大】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
チームの子たちの成長を近くで見られるのって凄く面白いなと思います。
急に伸びたり、練習の成果が発揮されて爆発したり。
子供だけでなく、プロ野球選手も何かを掴み一気にブレイクする選手も数多くいます。
今日は育成出身のプロ野球選手の紹介です。

無名の高校から日本のエースに【千賀滉大】

福岡ソフトバンクホークスに育成出身でチームのエースとなっている千賀滉大投手。
今や日本のエースとも言われる素晴らしい投手へと成長を遂げています。
しかし、同じ愛知県出身ですが高校はハッキリ言って無名の高校。
いかにしてプロ入りできたのか?
そんなとこもお伝えできればと思います。

画像引用元デサントストアより

千賀滉大(せんが こうだい)
1993年1月30日生まれ
愛知県蒲郡市出身
身長187センチ 体重90キロ

小学2年生から地元の『三谷東若葉』で野球を始め、4年生からは『北部サニーボーイズ』に所属。
中学時代は軟式野球部で三塁手としてプレーし、高校は地元の蒲郡高校へ。
最初は野球部に入ろうとも思っていなかったくらいの選手だったそうです。
2年春からはエースとしてチームを牽引するも3年夏は愛知大会3回戦敗退。
そして2010年NPBドラフトにて福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト4位で指名を受け入団。
目立った活躍もなく、野球強豪校でもない蒲郡高校からプロ入りってことでとても驚いたのを覚えています。
千賀投手のプロ入りには名古屋のスポーツショップ店の店主が大きく関わっていたとのこと。
西正ベースボールショップの店長・西川正二さんがソフトバンクホークスのスカウトさんに連絡を入れて千賀投手を勧めて実際にプレーを見にきて育成ドラフト指名が決まったんだそうです。
ちなみに西川さんと千賀投手は面識はなかったそうです。
その辺りのことを語られた動画を発見したので、ご覧くださいませ。

プロ入り後は育成選手として二軍で身体作りから始め、2年目の2012年4月に支配下選手契約を勝ち取り4月30日に一一軍デビュー。
2013年シーズンは中継投手として活躍し、2014年・2015年シーズンは先発を目指すも怪我等もあり一軍での目立った活躍はなし。
2016年シーズンについに大ブレイクを果たし、2017年のWBCでも活躍。
現在は、育成出身の同期・甲斐拓也捕手とともに常勝ソフトバンクホークスの投打の中心として活躍しています。
無名の高校から育成ドラフトで指名されるなんて、スカウト陣の金の卵を見つける能力って凄いですね。
西正ベースボールショップさんのようにアマ球界の情報を持っている方の協力あってのことなのかも知れませんね。

打者を圧倒する『お化けフォーク』

千賀投手の代名詞といえば『お化けフォーク』と呼ばれる落差の大きなフォークボール。
ストレートもMAX160キロを記録するようなスピードボールを投げながら、同じような軌道からガクーンと消えるようなフォークが来るから凄い。
打者からしたら消える魔球って感じでしょうね。

2019年9月6日の千葉ロッテマリーンズ戦では、自身初・令和初となるノーヒットノーランも達成。
圧巻のピッチングでしたね!

育成選手というスタートからこういう素晴らしい選手が出てくるのは凄いこと。
育成時代からともに切磋琢磨してきた甲斐拓也捕手とのバッテリーも凄いこと。
これからもこんな素晴らしい投手が出てくるのを楽しみにしたいと思います。
それでは、またっ!



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