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次を狙う走塁の巧いチームを目指したい。例えばこんな好走塁が目標です!

次を狙う走塁の巧いチームを目指したい。例えばこんな好走塁が目標です!

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
チーム練習も冬トレーニングになってきて基本の復習や走塁など走るメニューが多くなってます。
個人的に走塁の巧いチームが好きで目指しているので、走塁は徹底指導中って感じです。

一瞬の隙も見逃さない好走塁

では、どんな走塁が次を狙う好走塁なのか?
口で言うのも分かりにくいので、こんな感じになったら最高っていう好走塁動画をご覧ください。

本塁のクロスプレーなどでのスライディングとか大興奮ですよね。
でもね、個人的にはこういうのじゃなく隙をついた好走塁が好きなんです。
ってことで、先ほどの動画の中から取り出して僕が個人的に素晴らしい好走塁って思ったのをピックアップして説明したいと思います。
 

満塁から二塁牽制の隙をついて本塁突入

まずは2:04〜のシーン、満塁の場面で投手が少し間合いを嫌ったのか様子見の二塁牽制を入れました。
三塁に牽制して間を取ることもありますが、今回は二塁に投げたんですね。

すると二塁走者は塁に戻ることなく挟まれるような動きをします。
そして三塁走者は二塁に牽制を投げた瞬間一気に本塁目掛けて全力疾走です!

二塁手からの返球も間に合わず本塁セーフ。
さらにこの送球が暴投になってしまい、一気に二塁走者も生還して2点追加です。

最初から三塁走者は二塁に牽制を投げたら本塁突入を狙っていた感じですね。
これぞ好走塁!!!

二死2塁から内野安打で本塁突入

次は2:38〜のシーン、二死2塁から一、二塁間への打球が飛びダイビングキャッチして一塁送球。

しかし一塁は残念ながらセーフとなり内野安打。
一塁手も思わず一塁塁審のジャッジを振り返って見てしまっています。

その隙を逃さず二塁走者が一気に本塁突入!!!
ツーアウトという場面なので、本塁まで走るのは基本ですが、打球を見て内野安打になる可能性が高いと見て、走者はギアを上げて全力疾走してるのが素晴らしいプレーでした。

二塁手もよく止めたんですが、一塁手が見せた一瞬の隙が命取りとなったプレーですね。

振り逃げの送球の間に三塁を陥れる好走塁

次は3:12〜のプレー、無死2塁で打者がワンバウンドを振って空振り三振。
振り逃げのできるシチュエーションだったため、打者は一応一塁へ向かって走ります。

捕手が拾って一塁へ送球するやいなや、2塁走者の荻野選手は三塁へと進塁!
これは素晴らしい好走塁で、これで一死3塁のチャンスを演出です。

ここでポイントとなるのが荻野選手の二次リードの位置です。
よく見るとデカイですが、捕手は完全に一塁への送球に集中していたため、ここから一気に三塁へスタートしたんですね。

これぞ好走塁!!!
こういうの大好きです。
単純に三振で流れが切れたかと思ったらチャンス拡大ってムードも高まりますよね!

一、三塁から一塁牽制で本塁突入

次は3:29〜のプレーですが、一死1、3塁の場面から投手は盗塁を警戒して一塁へと牽制を投げます。

たまたま送球が逸れてしまい一塁手が弾いてしまったのを見て、三塁走者は一気に本塁突入しセーフに。

ここでポイントとなるのが一塁に牽制を投げた瞬間に三塁走者は大きく離塁をしていること。
これは何か起きたら本塁に行くぞという離塁。
たまたま送球が逸れて一塁手がこぼしたことで間髪入れずにスタートして一点をもぎ取った素晴らしいプレーでしたね。

もし離塁を大きくとっていなければ本塁突入はできなかったでしょうね。
もしものために常に先の塁を狙う姿勢は見習いたいものです。

浅いライトフライで二塁への送球の間にタッチアップ

最後は3:42〜からのプレーですが、これが野球IDが一番高いプレーなんじゃないかと思って感心しました。
一死二、三塁の場面で打球は浅いライトフライになり、三塁走者はさすがにタッチアップを諦めます。

ライトは三塁走者が本塁へタッチアップしていないことを確認したため二塁走者のフォースプレーを狙って二塁へ送球しました。
するとその送球を見て三塁走者は本塁へ突入を決行!!!

守備陣はまさか本塁に走者が途中から狙うなんて思わずに、見事に本塁生還したプレイとなりました。

ここで素晴らしいのは三塁走者は浅いフライのためタッチアップを切りましたが、送球が逸れたりミスが出た場合に本塁を狙えるように離塁を大きめに取っているってこと。
そして送球が本塁ではなく、二塁へ送球したのを確認し一気の好スタート。
投手としては打ち取っていただけに、この好走塁で一点を失うのはショックですよね。
辰巳選手の野球IQの高さが素晴らしいっす!

好走塁もただ凄いなぁーって思うのではなく、成功の裏には準備があるんです。
もし、こうなったらとか、次のプレーを想定しておくことが一歩目のスタートの速さになり、1点が奪えるかどうかに影響してきます。
打力で打ちまくらなくたって相手の隙をついた好走塁などで一点をもぎ取ることは可能。
そんな走塁の意識の高いチームが好きだし、目指していきたいと思います。
皆さん、走塁の巧いチームはお好きですか?
それでは、またっ!



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