こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
社会人になって社会の荒波に揉まれていたひよっこ時代に、安息はやっぱり音楽とお酒、
当時、【クルセイダーズ】の曲はラジオで良く流れていましたし、有線でジャズを聴かせてくれるお店に行けば普通に聴けてましたが、本格的にと言うか、最初に手にしたアルバムは「ラプソディ&ブルース」でした。
前回のソウル・シャドウズは、いかがだったでしょうか?
お酒を飲みながら聴きこむ内に、『クルセイダーズ良いじゃん!』ということで次に手にしたのは、
南から来た十字軍
そこで、「スパイラル」に出会い、『あれ?ラリー・カールトンが参加している!』なんて、全くの素人発言をして、『気付くの遅いよ!』と、ジャズを流すビストロでからかわれたものです。
スパイラル
ラリー・カールトンは、1948年生まれで、ライブでは30歳前後、ベースのロバート・ポップウェルは20歳代後半くらいですね。
こんなに若いのにギターをベースをまるで自分の手足のように自在に弾いているこの人達は何者なんだ!という感じでした。
ラリー・カールトン、ジョー・サンプル、ロバート・ポップウェルの熱い連続ソロに対し、淡々と歌うウィルトン・フェルダのテナーサックスの「絶妙の合わせ調味料」が最高の味を出してます。『クルセイダーズに乾杯!』というような曲です。
『リアルで見たかったなあ~』と思います。
その後、あの音楽史上に残る、有名なライブアルバム「スクラッチ」、
そして「アンサング・ヒーローズ」・・・と、ラリー・カールトンが所属していた時期のアルバムの曲を良く聴いていました。
クルセイダーズを聴きながら飲むお酒は、格別のものでした。
・・・ここでまた、偉大なグループで、ある同じようなことが起きてしまいましたね。
「南から来た十字軍」でファンキーで高度な完成度に達したクルセイダーズからウェイン・ヘンダーソンやラリー・カールトンそしてロバート・ポップウェルまでもが脱退してしまいます。
残念でなりませんが、別れて、そのすごいアーティストの一人ひとりが、また核になって素晴らしいパフォーマンスの輪を広げて行く、これが、音楽界の遺伝情報の継承と突然変異を生む時間の流れなんでしょうねえ。
貴重な音源をしっかり後世につないで行きたいですね。
ご覧いただき、ありがとうございました。