サイトアイコン レトロモ

金足農業高校の神技ツーランスクイズ!防ぐにはどうしたら良かったんだろうか?

こんにちはー。
高校野球夏の甲子園大会も終盤を迎えてきましたね!
一体どこが優勝するんでしょうか?

前評判通りに大阪桐蔭が優勝するんでしょうか?
凄く楽しみですね!

金足農業高校ツーランスクイズでサヨナラ勝ち

18日の準々決勝での神技ツーランスクイズで劇的なサヨナラ勝ちをした金足農業高校。
素晴らしいプレーに会場の甲子園だけでなく、様々なところで歓声が上がってたみたい。
それくらい劇的なプレーでした。

9回裏2対1で近江高校のリード。1点を追う状態でノーアウト満塁。
ここで金足農業高校は同点を狙って9番打者の斎藤君がスクイズ。
三塁走者が生還して同点となった直後、二塁走者の菊地くんが一気に三塁を回って本塁突入!
まさかのツーランスクイズとなって金足農業高校の劇的なサヨナラ勝ちとなりました!!!
もう大興奮っす!!!

画像引用元 NHK大阪放送局ブログより

ウォーーー!!!
ここで一気に回ってくるかぁ?!!!
スゲェーーー!!!

心の声はこんな感じ。
ではスーパープレーを動画でご覧くださいませ。

https://twitter.com/asahi_koshien/status/1030740357766701057

三塁コーチャーは止めていたんだけど、二塁走者の菊地君は自分の判断で一気に本塁を狙ってます。
試合後のインタビューで、スクイズのサインが出た時に「サードに打球が転がったらホームに行こう」と決めていたそうです。
それくらい思い切ったプレーでした。
まさに神技でしたぁ!!!
ナイスプレー!!!

どうやったらツーランスクイズを防げただろうか?

素晴らしいプレーと思ったのと同時に現在少年野球コーチでもある僕としては、「どうやったら防げただろうか?」という疑問が湧き上がりました。
冷静に動画を何度も見直していると、2つの守備のミス?というか『ほころび』のようなモノを見つけました。
ここを埋めることができていたら・・・
もしかしたらこのツーランスクイズは防げたのではないだろうか?
そんな気がして、もしこのような場面になった時には、ココを注意するんだぞ!と指導したいと思います。
後は、結果は時の運で防げないかも知れないし、防げるかも知れない(笑)
という気持ちで書きますね。

1.内野手4人が二塁走者を見ていない

スクイズをされた際に三塁走者が防げないタイミングということで、一塁に投げてアウトを一個取ろうとします。
これは普通のプレーなのですが、今回何度も動画を見直していると・・・
内野手4人が2人目の二塁走者のことを誰も見ていないことに気づきました。

1点取られてしまったことで気持ちが次のアウトを取ることで精一杯になってしまったのかも知れません。
もし、誰かが二塁走者のあの加速を見ていたら一塁への送球を止めて走者をアウトにしにいってたかも。
それくらい思い切ったギャンブル的な走塁でもありました。

2.ショートの三塁ベースカバーが遅い

2つ目はショートの三塁ベースカバーが遅いこと。
ショートがバントのボールを処理しに行こうと深追い気味になったために三塁ベースカバーが遅れてしまってます。
先ほどのように誰かが二塁走者のオーバーランに気づいて一塁送球を止めたとしても、三塁ベースにショートがいなければ、挟んでアウトにすることができません。

二塁走者もショートのベースカバーがもっと近かったら、あんなに大きくオーバーランすることはできなかったかも知れませんね。
仮に一瞬でもスピードが落ちていたら、本塁は間に合わないくらいの全力走塁だったからアウトだったかもです。
ショートはあの打球の処理に行くのではなく、三塁ベースカバーを全力で行うことを忘れてはいけません。

やることをやった上でも防げなかった1点かも知れませんが、指導者としては以上の2点を注意点としてあげたいと思います。
9回裏ノーアウト満塁。ましてや大舞台の甲子園で冷静にプレーできるような状態ではなかったかも知れませんね。

素直に金足農業高校の素晴らしいプレーだったと認めたいなと思います。
ナイスツーランスクイズ!!!
準決勝でも頑張って欲しいっすね。

それでは、またっ


モバイルバージョンを終了