サイトアイコン レトロモ

神走塁と言われたヘッスラを武器に2000本安打も達成した『荒木雅博』も引退発表。

こんにちはー。
またまた寂しいニュースが入ってきました。
秋になるとプロ野球シーズンも終盤になり、選手の引退発表も増えてきます。
この時期は本当に寂しい・・・

長く中日ドラゴンズを支えてきたベテラン荒木雅博選手も引退を発表しました。
1977年9月13日生まれ・・・って僕と同学年っすわ。
そんな選手が引退するってやっぱり寂しいです。

画像引用元 中日ドラゴンズ公式サイトより

今日はそんな荒木選手の神技とも言えるヘッスラと走塁について書いちゃいます!

荒木雅博と言えば『ヘッスラ』

荒木雅博選手と言えば、俊足巧打の守備の名手。
二塁手としてゴールデングラブ賞を受賞する名手であり、井端との二遊間コンビは『アライバ』と呼ばれた名コンビ。
守備の人と思われてる人も多いと思いますが、僕のイメージは走塁のスペシャリスト。
単純な走力だけならば荒木よりも上な選手もいますが、走塁技術という面でいえば荒木がNo.1。
足のスペシャリストの元巨人・鈴木尚広選手に匹敵するくらいの存在。
盗塁の技術にも長けており6年連続30盗塁以上という記録もあります。
足にスランプなしとはよく言ったもんですね。

そんな荒木選手のプレイで注目して欲しいのは『ヘッスラ』!
ヘッスラとはヘッドスライディングのこと。
足から滑るのではなく、手を伸ばして頭から飛び込んでいくスライディングのこと。

画像引用元 Baseball Crixより

最近ではケガの可能性が高いからヘッスラをしない選手が非常に多いですが、このヘッスラを武器にした荒木選手が神技とも言える走塁で本塁生還するシーンも多々ありました。
他の選手だったらアウトだろうなって場面をセーフにして1点をもぎ取る。
他の選手ならば三塁で止まるだろうというタイミングを荒木選手は思い切って次の塁を陥れました。
井端のシングルヒットで1塁から本塁突入したシーンはまさにビックリしたっす。
ということで、荒木選手の神走塁だけを集めた動画をどうぞ。

送りバント失敗のキャッチャーファールフライでタッチアップして二塁に進んじゃうとか、ありえへん!
二塁盗塁でボールがこぼれてる間に一気に三塁も回ってホームインしちゃうとか、ありえへん!
相手のピッチャーがガックリきてしまうような神走塁が本当に凄かったぁ。
ヘッスラも相手のタッチをかいくぐるように斜めに飛び込みながら腕を伸ばしてホームベースをサッと触っていくのがカッコイイ!
これは真似したくてもできんわぁー。
この走塁が見れなくなるのは寂しいなぁ。

二遊間が破れない名コンビ『アライバ』

中日ドラゴンズ・落合監督時代に出来上がった球界最高コンビと言われた二塁手・荒木と遊撃手・井端。
息ぴったりの二遊間コンビはいつの日か『アライバ』と呼ばれました。
それぞれのポジション単体だったら、他にも名手と呼ばれる選手は過去にもいましたが、二遊間コンビというくくりで言ったらこの2人がNo.1!

アライバには代表的なプレーがあります。
センター前ヒットになろうかという当たりをセカンドの荒木がギリギリでキャッチし、ショートの井端へトスして井端が送球して1塁でアウトにするというプレー。
通常は荒木がギリギリで捕って、体勢を整えてから一塁に投げていたのでは間に合わずセーフになってしまうプレー。
しかし、荒木は井端にトスをして代わりに送球してアウトにしてもらうというプレーをあみ出します!
年に1回あるかどうかのプレーですが、このプレーでアウトを取るために2人の試行錯誤がありました。
相手との距離とタイミング。
遠いと一塁に間に合わないし、近いとトスを投げるタイミングが難しい。
そんな2人が作り上げた名コンビプレーをどうぞ。

完全にヒットの当たりがこの2人の手にかかるとアウトにされちゃうんですよねぇー。
投手としてはとっても助かるし、相手打者にとっては悪魔のようなプレー(笑)。
「エアーマンが倒せない」の替え歌で「二遊間が破れない」なんて動画が作られちゃうくらい。

『僕は李さんの方へ最初から打っておく」って(笑)
李さんディスられ過ぎですね!

荒木選手の引退は本当に寂しいですが、お疲れ様でした!!!

それでは、またっ!

モバイルバージョンを終了