こんにちはー。
とりあえず母校の先日の試合からのブログはこれでラストです(笑)。
たった1試合観に行っただけでブログネタ3本分も書けるってやっぱり野球が好きなんだなぁー。
また今週末も応援に駆けつけたいと思います!
敵ながらアッパレの攻撃的守備
安城高校さんは相手チームのデータを分析した思い切った守備体系を取ったり面白いプレーを仕掛けてきてました。
左打者が打席に入った際には、ショートが二塁ベースよりもライト側へ守備位置をズラし三塁手が三遊間の真ん中辺りに守るシフトを敷いてきました。
きっと引っ張り系のヒットが多いといいうデータがあったんでしょうけど、まるでメジャーリーグを見ているかのような攻撃的な守備シフトでした。
他にもセンター前に抜けるような打球がショートの守備位置があらかじめ二塁ベースよりに守っており、ショートゴロになるようなシーンも。
センター前ヒットでのトリックプレー
一番驚いたのはセンター前ヒットの際のトリックプレー。
動画はないのですが、センター前ヒットを打った打者が一塁手がベース付近にいなかったため大きくオーバーランを取ったら・・・
まさかの一塁ベースへの送球にキャッチャーがカバーに入りタッチプレイになるも間一髪セーフ。
投手がきちんと送球が逸れた場合に備えてカバーに入っていたところを見ると、トリックプレーでアウトを狙いに来たことが分かります。
攻撃的な守備をしてくるなぁーーー。
以前、甲子園でも彦根東高校が見せたプレーを発見したので、ご覧ください。
珍しいキャッチャーの一塁ベースカバー (彦根東 波佐見)#高校野球 pic.twitter.com/mCCnlfhNtB
— バンビ™ (@janusbambi) August 8, 2017
キャッチャーが一塁カバー?ってことは選手がどう動いていたのかを解説します。
まず、右中間へのセンター前ヒットということでセンターとライトは打球を追いセンターがキャッチ。
二塁手もボールの方へ寄っていきますが、ここで重要なのが一塁手の動き。
一塁手は通常ですと、一塁ベースへ入り返球を待つのですが・・・
このトリックプレーではわざと打者走者の前の方へ移動します。
すると、打者走者は一塁ベースが空いていると思い、いつもよりオーバーランを大きく取ります。
そしてガラ空きの一塁ベースへキャッチャーが入ってきてセンターからの返球をキャッチし走者をアウトにするプレー。
常に隙があれば次の塁への進塁を狙ってくるようなチーム相手だからこそ成り立つプレーです。
一塁ベースがガラ空きと思えばこそオーバーランを大きく取りたくなるってもんです。
本来ならば一塁手がベースに入りキャッチャーはカバーとなるのですが、このトリックプレーの場合は投手がキャッチャーが入る一塁のカバーに走るのも大切なこと。
もしボールが逸れてしまった場合にカバーがいなければ余分な塁を与えてしまうことになるからです。
安城高校の投手はこのプレーの際にシッカリとカバーに入っていたことから、このプレーは事前に想定して練習に取り組んできたプレーってことですね!
画像引用元 SmartBaseballより
幸い打者走者が急いで帰塁してセーフとなったんですが、まさかこんなトリックプレーが見れるとは思いませんでした。
敵ながらアッパレなプレーですね!
こんなプレーは1試合に一回あるかどうかのプレーですが、ちゃんと練習してきて実践してくるなんていいチームだなぁ。
最後に野球のトリックプレー動画もご覧ください。
野球を知ってるなぁーってプレイもあれば、よくそんなこと思いついたなってプレーも(笑)。
トリックプレーに関しては賛否両論あるとは思いますが、個人的には好きです。
相手チームがシッカリとボールの行方を見ていれば防げるトリックプレーも多いんですけどね。
自分だけでなくコーチャーの役割もチームとして大事だなって思わせられるとこでもあります。