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高校サッカー優勝の山梨学院高校とクリスティアーノ・ロナウドにインタビューした少年。

高校サッカー優勝の山梨学院高校とクリスティアーノ・ロナウドにインタビューした少年。

こんにちはー。
1月11日に全国高校サッカー選手権の決勝戦が行われ、素晴らしい試合で山梨学院高校が優勝しましたね。
今年は新型コロナウィルスの影響で様々な試合や大会が中止されてしまった中で、全国高校サッカー選手権大会が開催できたことを嬉しく思います。
無観客での試合となってしまいましたが、テレビを通じてたくさんのサッカーファンが試合に興奮したと思います。

PK戦までもつれた決勝戦【山梨学院高校VS青森山田高校】

結果はご存知の通り2−2の同点でPK戦までもつれ込み4−2で山梨学院高校が2009年大会以来2度目の優勝を成し遂げました。
今回メインで書きたいのは他のことなので、サクッとハイライトをご覧くださいませ。

素晴らしいゴール、素晴らしいサッカーを両チームとも展開してて高校生のレベルの高さは凄いですね。

PK戦はここまで90分間、延長10分ハーフの合計110分を戦い抜いてきた疲労の残る中での戦い。
キッカーとGKの心理戦、重くのしかかるプレッシャーの中で誰が外しても仕方がない。
外した選手は悔しがるし、自分のせいだと思ってしまうかも知れませんが、キッカーとして選ばれるほどチーム内で認められた選手なんです。
だからこれからも前を向いて成長して欲しいなと思います。
優勝した山梨学院高校の皆さん、おめでとうございます!
 

クリスティアーノ・ロナウドが神対応した少年

世界的なスーパースターのクリスティアーノ・ロナウド選手が2014年に来日した際の出来事を覚えてますでしょうか?
とあるイベントでクリロナに質問できるチャンスをもらった少年が一生懸命練習したポルトガル語で質問したシーンを。

画像引用元 Youtubeより

1万人以上の応募者の中からたった3人に選ばれたうちの一人が岩岡遼太君。
決して上手くはないポルトガル語での質問に会場にいた報道陣たちからは笑いが起きてしまいました。
そんな中でクリロナは神対応を見せます。

「どうして笑うんだい?彼のポルトガル語は素晴らしいよ」

クリロナの優しさと誠実さを感じさせる神対応は素晴らしかったと思います。

そして、このイベントから6年半を経て、岩岡君は山梨学院高校サッカー部の一員として優勝を掴み取るのです。
背番号25番をつけ、2回戦では後半アディショナルタイムから出場、3回戦ではスタメン出場するも途中で負傷交代。
その後はケガの影響もありベンチ外でプレーすることはありませんでしたが、チームとして最高の結果に。

「信念を持ち、努力を重ねて、チャンスを逃さないことだよ」

クリロナが答えてくれたコトバを信じ、決して努力を止めなかった岩岡君は素晴らしいと思います。
プロを目指して高校はサッカーの強豪校の市立船橋、流通経済大柏のセレクションを受けるも不合格。
FC多摩の先輩が多く進学していた山梨学院高校のセレクションを受け合格を掴むも1年時はずっと下のカテゴリーでのプレー。
2年時にAチーム入りするも公式戦出場は叶わなかった。
そして最終学年では新型コロナウィルスの影響もあり、練習のできない期間もあり夏に活動を再開した時には彼のポジションは他の選手に奪われてしまいました。
それでもクリロナのコトバを胸に日々の努力を惜しまずに励むも、山梨県予選ではベンチ入りもできませんでした。
9月に開催された関東プリンスリーグでは控え選手中心のメンバー編成の中での3試合をラストチャンスと思い全力でプレーし、選手権大会の25人目の選手の座を掴み取りました。
クリロナのコトバを信じ、自分を信じ、掴んだ山梨学院高校の優勝だったんですね。
後付けかも知れませんが、こんなバックストーリーが潜んでいたなんてちょっと感動ものでした。
これからの岩岡選手の活躍も応援したいと思います!
それでは、またっ!

 



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