こんにちはー。
週末の少年野球チームの練習が新コロで中止になってから早三週間。
子供たちと野球がしたくて仕方ないぜぇー!
という気持ちを紛らわすために野球の動画ばかり見てます。
先日見た球辞苑が相変わらずマニアックなところに焦点を当ててて面白かったぁー。
ネクストバッターズサークル(通称ネクスト)
野球において打席に入る次の選手が待っている場所のことをネクストバッターズサークルと言います。
この場所での過ごし方が打席に入る上でとても重要な場所となってきます。
プロ野球選手たちはどういうことを考えてどんな準備をして打席に臨のかが面白かったです。
まずネクストに置いてあるグッズについてですが、NPBのルールではネクストでの道具は4点以内と決められてるそうです。
NPB球団で置かれているものはというと、マスコットバット・バットウェイト・ロジンバッグ・滑り止めスプレーの4点が一般的なもの。
通常のバットよりも重いマスコットバットやバットウェイトをつけて素振りをすることで打席に入った時にバットが軽く感じるんですよね。
そしてバットの滑り止めに関するものが2点。
バットが滑っちゃうとバットコントロールができないからこれも大事です。
っで、この中でスイングスピードが落ちちゃうというグッズがあるんでご注意を。
プロでなくても草野球や少年野球、高校野球でも同じだと思うので参考になったらと思います。
重いバットを全力で振ることでスイングスピード低下
個人的に一番ビックリしてしまったのが重いバットを全力で振った後ではスイングスピードが低下してしまうということ。
国立スポーツ科学センターの森下さんによると、通常のバットよりも70%以上重いモノを全力で振った後では20%もスイングスピードが遅くなってしまったという実験データがあるんだそうです。
マジかぁー!
しかし考えてみると1.7倍以上重いというと、硬式用バットが900gとしたら1500g以上のバットって考えるとそんな重いバット振らないですよね。
そしてもう一つ全力でというキーワードがあるため、ここに注意しての使用ならば問題なさそうです。
マスコットバット等で身体のストレッチのような形で軽く振っておくことは問題なし。
逆に通常のバットで打席に向かう前に全力で素振りをすることによってスイングスピードが1〜3%アップするというデータもあります。
たかが数パーセントですが、距離にすると最大で5mの違いが出るとのこと。
ベストは4、5回全力で素振りをすることでスイングスピードUPが手に入れられるならばやるべきですね。
この効果は活動後増強というそうで、効果のある時間は1分半ほどとのこと。
そう考えると、打席に入る直前で全力素振りをするのが良いでしょうが、4、5回は時間的に厳しいかな?
ちょっと工夫が必要かもですね。
吉田正尚選手のルーティーン
番組内でオリックス・バファローズの吉田正尚選手の打席に入る前のルーティーンについてもインタビューしてました。
ネクストではその打席でしっかりといきなりMAXの力で振れる準備をしているとのこと。
その中で僕が注目しつつオススメしたいなと思ったのが、打席に入る直前に行う2回のスイング。
高めと低めを1回ずつ大きくフルスイングしてるんですよね。
これを行うことでストライクゾーンの確認にもなるんじゃないかと思うんです。
まさに身体の最終確認って感じでしょうね。
高めと低め、コースを分けて考えてもいいかも知れませんね。
先程の全力素振りでのバットスピードUPも兼ねて行えたらいいんじゃないかなと思います。
野球って奥が深いし、まだまだ知らないことがあるんだなー。
また自分でも試してみたいと思います。
それでは、またっ!