こんにちはー。
野球の練習で体力の低下を感じ、ジョギングしたら瀕死の状態になったじょびスポです。
たかが20分のジョグでふくらはぎパンパンだし、腰痛いしビックリっす(笑)
僕の体力が小学生以下な状態なのはこの辺で。
今日は僕の大好きだった野球選手のことを書きます!
神の手スライディングで有名な元読売巨人軍の鈴木尚広さん
元読売巨人軍で代走のスペシャリストとして活躍した鈴木尚広さん。
試合の終盤の大事な場面で出てきて簡単に盗塁を決めて、一点をもぎ取って試合を決めてしまうという大事な役割を与えられていた方です。
選手としての経歴なんかはWikipediaに任せます(笑)→鈴木尚広Wikipedia
画像引用元 BASEBALL KINGより
代走での盗塁数の日本記録を保持者であり、200盗塁以上した選手の中で歴代1位の盗塁成功率.829を残して惜しまれながら引退しました。
ちなみに現役では千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手が成功率.879で通算盗塁数153という驚異的な成功率を残しております。
この人はマジで早いっすわ。
右打ちなのに内野安打も多いし、左打ちだったらもっと打率も稼いでたんでしょうね。
鈴木尚広さんに話を戻します。
神の手スライディングというのをご存知でしょうか?
2014年7月15日、巨人対ヤクルト延長12回での出来事です。
3対3の同点ツーアウトランナー2塁で巨人橋本選手の打球は超前進守備のライト前へのヒット。
2塁ランナーの鈴木尚広選手が快速を飛ばして本塁突入!
タイミング的にはアウトですが、捕手をかわして回り込んでスライディングしてセーフになるシーンです。
その時の本塁を触った左手が「神の手スライディング」と呼ばれる神業でした。
それでは、ご覧くださいませ!!!
1塁で代走で出てショートゴロの間に2塁に到達。
ショートゴロで2塁アウトになっていたら、この1点はない訳なんですよねー。
素晴らしい走塁での、美しく華麗なスライディング!!!
テンション上がるわぁーーー。
左手をできるだけ長く触るようにした
この時のプレーをテレビで話をしていた時に頭に残っていることがあります。
審判にセーフと判定してもらうためにタッチを長く見せる必要性があった。
これはどういうことなのか?
審判もこの超スピードでのスライディング、クロスプレーでは一瞬で判断しなければいけないため、ホームベースをちゃんと触っていることを見せることが大切になってくるんです。
一瞬触ったよ!とアピールしても審判が見えていなければセーフと判定してもらえません。
だからこそ審判にセーフと判定してもらえるように長く触る必要があったんですね。
画像引用元 野球まとめに自信ニキより
確かにサッと触ってからずっと残してますもんねぇー。
これは神業だわぁーーーー!
左足首の柔軟性
この神の手スライディングを可能にしたポイントはもう1つあります。
それは最後に回り込んでスライディングした際の左足首です。
もう捻挫してるんじゃないのか?と言いたくなるくらいの曲がり具合です。
本人もこう言ってます(笑)
画像引用元 野球まとめに自信ニキより
なぜ捻挫したみたいに足首を曲げなれけれならないのか?
本塁めがけて猛スピードで走ってきて本塁ベース前にいる捕手をかわしつつベースを触るためです!
真っ直ぐに走ってきたスピードを保ったまま一歩で角度を変えるために必要なことだったんですね。
画像引用元 野球まとめに自信ニキより
本塁でのクロスプレーでは捕手をかわして回り込むスライディングが必要なのですが、ホームベースに方向転換しきれずにアウトになるケースがあります。
かわすことに意識し過ぎてホームベースを触れなかったってことっす。
このスライディング技術を鈴木尚広さんは秀でてるんですねぇー。
セーフに見せるための速いスライディング
盗塁時のスライディングの技術も高いんです。
あまり知られてませんが、ケガをするリスクが高いけど速いスライディング技術を使っているんです。
スライディングは地面との摩擦が起きるため、徐々にスピードが落ちていってしまいます。
だったらその滑ってる時間が短い方がスピードは落ちない速いスライディングになります。
でもね・・・ベースと近いから止まる際に足を故障してしまうリスクもあります。
スライディングが速いから間一髪の判定では審判もセーフって言いたくなるし、実際に足がスッとベースに入ってるから速いんです。
スライディング技術の高さが素晴らしいです。
このスライディング技術と長く触る技術が組み合わさってあの神の手スライディングが完成したんですね!
何度見てもカッコイイし、美しさすら感じてしまいます!!!
何回見てもスゴイ!!!
あれ?テンション上がってるの僕だけっすか?(笑)
長くなり過ぎたので、鈴木尚広さん話はこのあと数回続けていきますんで、僕の気持ちに追いついてくださいね!!!
鈴木尚広さんの記事はこちらもどうぞ
盗塁は一か八かではない。確率を高めるための準備が大切。【元読売巨人軍・鈴木尚広】
鈴木尚広シリーズ最終章『自分のような道は歩んで欲しくない』の真意とは。