こんにちはー。
先日、衝撃的な移籍が発表されました。
読売ジャイアンツと千葉ロッテマリーンズの間で澤村拓一投手と香月一也選手のトレード。
これは驚いたー。
でも、これをお互いにプラスにして頑張って欲しいなと思います。
挨拶代わりの三者連続三振【澤村拓一】
トレード発表から一夜明けた9月8日(火)の北海道日本ハムファイターズ戦でいきなりしびれる場面で登板。
午前中にジャイアンツ球場を訪れ挨拶を済ませ、午後には千葉ロッテマリーンズの入団会見を行いすぐに一軍選手登録。
画像引用元千葉ロッテマリーンズ公式Twitterより
その日のナイターでのデビューですからねぇー。
井口監督の期待のほどが伺えます。
結果は6回の1イニングを投げて三者連続三振!
チームにも弾みがつく好投でした。
素晴らしい豪速球を投げ込み良い時の澤村投手って感じでしたね!
ちなみに57番のユニフォームが間に合わず打撃投手の福嶋さんのユニフォームを借りていたため背番号106番でした。
打撃の投手の福嶋明弘さんのユニホームを着て登板した澤村投手と福嶋さん。「すいません!ユニホームお借りしました!」と澤村投手。(広報) #chibalotte pic.twitter.com/k8KbYK5HmG
— 千葉ロッテマリーンズ (@Chiba_Lotte) September 8, 2020
澤村拓一(さわむら たくいち)
1988年4月3日生まれ
栃木県栃木市出身
身長184センチ 体重102キロ
小学2年生から野球を始め、栃木市立東陽中学校では野球部に所属し、高校は佐野日大高校へ。
佐野日大高校時代は3番手投手として夏の予選を迎えるも登板機会なく決勝で敗退。
中央大学進学後の2年秋からエースへと成長してMAX157キロを投げるほどの好投手へと成長し、2010年のNPBドラフト会議にて読売ジャイアンツからドラフト1位指名を受け入団。
巨人では1年目から先発として活躍し11勝11敗・防御率2.03で新人王を獲得する大活躍。
その後も先発として活躍したのですが、2015年からはリリーフへと転向。
2016年には37セーブを挙げ、リリーフ王も獲得。
2017年にはキャンプ中に鍼治療を受けるも悪化してしまい一軍登板0に終わりってしまいました。
2019年には復活しチームの優勝に貢献するも、2020シーズンは不安定な投球が続き2軍落ちし遂には3軍降格も。
調子が上がらないまま千葉ロッテマリーンズへとトレードとなりました。
まだまだ腐る歳ではないし、この環境の変化をプラスにして活躍して欲しいなと思います。
阿部慎之助・頭ポカリ事件
澤村拓一投手といえば、忘れられないのが阿部慎之助捕手からの頭ポカリ事件。
2012年10月28日の北海道日本ハムファイターズとの日本シリーズでのマウンドでの出来事です。
第二戦の先発を任された澤村投手ですが、初回に2死球を与え2死一、二塁のピンチとなってしまいます。
普段と違い冷静さをなくしてしまっていた澤村投手は二塁牽制のサインを見落としてしまいます。
そこでタイムを取り中央大学の先輩でもある阿部慎之助捕手がマウンドに行き、澤村投手の頭を引っ叩きます(笑)。
この喝で冷静さを取り戻した澤村投手は快投を演じて勝利を飾るのでした。
先輩からの熱い気持ちの込もった喝が澤村投手を蘇らせたんですね。
現在は阿部慎之助さんは2軍監督でもあり、降格後も復活への道を模索していたのですが、トレードに出したのも親心なんじゃないかなぁ?
巨人は良い意味でも悪い意味でも注目される球団。
見えないプレッシャーも相当なモノなのでしょう。
澤村投手の野球人生を考えて新たな環境で野球を行うことで復活を信じて送り出してくれたのではないでしょうか。
そんな親心にも応えるべく新天地・千葉ロッテマリーンズでの活躍を期待したいとことですね。
鳥谷選手と澤村投手が同じチームにいるって凄く不思議な感じですが、プロ野球界を盛り上げて欲しいなと思います。
それでは、またっ!
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