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2度の三冠王・NPB史上最高打率.389を残した虎史上最強助っ人【ランディ・バース】

2度の三冠王・NPB史上最高打率.389を残した虎史上最強助っ人【ランディ・バース】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
毎日、ニュースサイトでキャンプ情報を見るのが楽しみな季節。
新たな選手が出てくると過去の名選手を挙げたり、比較されたりして面白いです。

タイガース史上最強助っ人外国人【ランディ・バース】

阪神タイガース史上、そしてNPB史上最強助っ人外国人として名を挙げられるのはランディ・バースさん。
僕の子供の頃に大活躍した選手で、今でもバッティングフォームや応援歌は覚えています。

バース かっ飛ばせ バース
ライトへレフトへホームラン♪

子供ながらにバッティングの凄さを感じた選手でした。
ゲームで使用すると最強だったですね。

画像引用元 Youtubeより

ランディ・バース(Randy William Bass)
1954年3月13日生まれ
アメリカ・オクラホマ州出身
身長184センチ 体重95キロ

1983年から1988年まで阪神タイガースにて活躍したランディ・バースさん。
阪神に来るまではMLBにてミネソタ・ツインズ、カンザスシティ・ロイヤルズ、モントリオール・エクスポズ、サンディエゴ・パドレス、テキサス・レンジャーズと転々としながらも6年間ではレギュラーを勝ち取ることはできませんでした。
持ち前の長打力はあるものの、幼少期に足を複雑骨折した影響で全力疾走ができないこともありレギュラーになれなかったんですね。
バースは足が遅いという印象は強くありますが、全力疾走できなかったんだなぁ。

1983年に打力を期待されて阪神タイガースに入団し、1年目から打率.288、35本塁打、82打点と活躍を見せる。
翌1984年も打率.326、27本塁打、そして1985年にはリーグ優勝、日本一へと貢献し打率.350、54本塁打、134打点を挙げ三冠王を獲得。
1985年4月17日の読売ジャイアンツ戦にてバース、掛布、岡田の『伝説のバックスクリーン3連発』が生まれました。

1番真弓(34本塁打)、3番バース(54本塁打)、4番掛布(40本塁打)、5番岡田(35本塁打)の4人が30本塁打以上という超強力打線の破壊力は凄かったですね。
1986年は7月には打率.407までいき、ついに史上初の打率4割が生まれるのかと期待されましたが、最終的にはNPB記録となる打率.389、47本塁打、109打点の成績で2年連続三冠王となりました。
この頃は本当にバースの存在は相手チームにとって脅威でしたよね。
1987年も打率.320、37本塁打、79打点の成績を残すもチームは低迷し、当時の吉田監督との確執が報じられ・・・
1988年シーズン途中でバースの長男が病気を患った時の対応を巡り球団と対立し、シーズン途中で解雇となってしまいました。
他のチームやMLB球団からもオファーが届いたが、1988年で現役引退。
NPBでの6年間の通算成績は打率.337、202本塁打、486打点という素晴らしい成績を挙げて史上最強助っ人と呼ばれるほどの素晴らしい選手でした。

現役引退後はアメリカで本業の農場経営をしながら1998年から2003年までは読売ジャイアンツのスカウト、2001年からは故郷のロートンの市議も務め、2004年からはオクラホマ州議会上院議員となり2019年1月の任期まで務めました。
ホームベースから離れて立ち、踏み込んでライトへレフトへと本塁打を打ちまくった凄い選手でした。
 

数々のNPB打撃記録

バースが活躍した6年間で多くのNPBタイトルや打撃記録を打ち立てています。

NPBタイトル
首位打者2回(1985年、1986年)
本塁打王2回(1985年、1986年)
打点王2回(1985年、1986年)
最高出塁率2回(1985年、1986年)
最多安打2回(1985年、1986年)
など

表彰
最優秀選手1回(1985年)
ベストナイン3回(1985年、1986年、1987年)
日本シリーズMVP1回(1985年)
など

NPB記録
三冠王2回(1985年、1986年)
シーズン最高打率.389(1986年)
連続試合本塁打 7(1986年)
連続打数本塁打 4(1986年)
連続試合打点 13(1986年)
など

NPB記録として今も野球史に名を残す偉大な打者だったんですよ。
特に1985年と1986年は神がかった成績を残してますね。
神様、仏様、バース様と阪神ファンから熱い声援を受けての大活躍。
実働6年なので、NPB通算記録では他の外国人選手に塗り替えられているものも多いですが、それでも僕は最強助っ人といえばランディ・バースだと答えると思います。
それくらい強烈な印象が今も残ってますもんね。

またこんな素晴らしい助っ人外国人選手が現れるのを楽しみにしたいと思います。
今シーズンの助っ人選手たちも注目したいと思います。
それでは、またっ!



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