こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
愛知県は緊急事態宣言発令のため週末の少年野球チームの活動も自粛となってしまいました。
早く野球ができるように落ち着いてくれるのを切に願うばかりです。
自粛前ラストに行った公式戦は、決勝トーナメント前に行ったリーグ戦の最終戦。
残念ながら予選リーグ1位は別のチームが抜けてしまったので、消化試合のような感じになってしまいました。
その時に先輩コーチと話していてハッとさせられたことをブログネタにします。
リーグ戦における先攻のメリット
以前のブログ記事で野球における先攻・後攻のメリットについて考えたことがありました。
過去記事はこちらから→野球の試合では先攻・後攻どっちを選びますか?
この記事でも基本的には後攻が有利と書いていたのですが、先攻の隠れたメリットとしてリーグ戦での得失点差のことを書きました。
さらなるメリットというか、もっと深いメリットについて気づかされました。
それはリーグ戦において得失点差が影響するルールの場合に先攻だと可能性が残るということ。
1試合の中で、野球においてはコールドゲームというのが設けられていることがあります。
4回で10点差以上離れていた場合コールドゲームとなるルールがあったりします。
たとえば最終戦で得失点差が15点あったとしても逆転の可能性が出てくるんです。
コールドになる前の3回までに15点以上取っていればいいのですが、コールドゲームが成立するイニングを想定して話をします。
後攻の場合は10点差ついてしまった時点でコールドゲームが成立してしまうため、10点以上は得失点差をつめることができません。
厳密に言えば9点差の状態から満塁ホームラン(スタンドイン)となった場合は13点差まで可能です。
しかし先攻の場合は裏の攻撃を抑えるまではコールドゲームが成立しないため、何点でも得失点差をつめることが可能となります。
例えば5回表の時点で20点差がついたとしても5回裏を抑えるまではコールドゲームが成立しないため理論上は何点でも得失点差をつけることが可能。
こう考えると、リーグ戦で得失点差が影響するような状態の場合は一発逆転をかけて先攻を選ぶメリットが大いにあります。
そんなシチュエーションもなかなかないですが、これは頭の片隅に覚えておきて損はないことかと思いました。
野球って奥が深いなぁー。
そんな風に感じさせられた出来事・考え方でしが、まずはリーグ戦においても勝ち点をしっかりと狙ってとっていくための勝利を最優先で狙いたいところですけどね。
また勝敗の進み方次第で最終戦には得失点差もちゃんと考えて試合に臨みたいとこですね。
試合前に現状をしっかりと見極めて試合へ準備しましょうー!
それでは、またっ!
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