スポーツ大好きアラフォー『じょびスポ』と、60’s〜80’sロック大好きな『メロー』が運営するブログ

松坂世代最後の現役選手となったソフトバンクホークスのベテラン選手【和田毅】

松坂世代最後の現役選手となったソフトバンクホークスのベテラン選手【和田毅】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
昨日は松坂大輔投手の現役引退についてかきましたが、今日は松坂世代と呼ばれた同級生のご紹介。
松坂世代はプロ野球界でも数多くの選手が活躍したのですが、現役最後の一人を残すだけとなりました。

松坂世代最後の現役選手【和田毅】

福岡ソフトバンクホークスでベテラン投手として活躍を続ける和田毅投手。
40歳を超えてもなお2020年は8勝1敗、2021年は5勝6敗と登板を続けています。

画像引用元 パ・リーグTVより

和田毅(わだ つよし)
1981年2月21日生まれ(40歳)
島根県出雲市出身
身長179センチ 体重80キロ

島根県出身ではありますが、母親の実家である山形県で生まれ、幼少期は愛知県江南市で過ごした和田投手。
野球も小学1年生の時に始め、小学6年生の春に島根県出雲市へと引っ越して中学時代を過ごします。
高校は父の実家に近い浜田市の浜田高校へと進学し、1997年夏と1998年夏に2回甲子園へも出場していますが、当時はストレートも120キロ代の平凡な投手。

卒業後は早稲田大学へと進学し、トレーナーと試行錯誤しながらフォームを作り上げ140キロを超えるストレートを投げるまでに成長。
2年春から先発陣に入ると三振を奪うピッチングで注目を集め、江川卓の持っていた東京六大学の奪三振記録を更新し、通算476奪三振まで記録を伸ばします。
2002年ドラフト会議では自由獲得枠で福岡ダイエーホークスに入団します。
1年目の2003年から先発ローテーションの一角を担い14勝5敗で新人王を獲得し日本シリーズでも胴上げ投手となりました。
以降はケガもありながらもホークスの先発投手として活躍を続けます。
2010年には17勝を挙げ最多勝も獲得し2011年も16勝を挙げる活躍を見せると、オフにはボルチモア・オリオールズと2年契約を結びます。

しかし2012年には肘を痛めてしまいトミー・ジョン手術をすることになりリハビリを続け、2013年12月にはシカゴ・カブスとマイナー契約。
2014年7月に遂にメジャーデビューするもメジャー通算では20登板で5勝5敗という目立った結果は出すことができず自由契約に。

2015年11月に古巣の福岡ソフトバンクホークスが獲得を発表し5年ぶりの復帰。
2016年シーズンは復活の15勝5敗で最多勝を獲得します。
以降はケガもありながらも安定したピッチングを披露しています。
息の長い活躍を見せる投手ですねぇー。
 

特別凄いとこがないからこそ考える努力が身についた

皆さんの和田毅投手の印象ってどうですか?
僕は特別凄いところがないのに、なぜか勝ち星を重ねている印象。
特別スピードが速いわけでもないし、特別凄い変化球があるわけでもない。
コントロールも良いけど逆ダマも多いし、140キロ前後のストレートで空振りも取れる。
身長も179センチと普通だし、掴みどころがない投手なんですよね。
特別に秀でた部分っていうのがない印象なんですよね。

同世代にすごい選手がたくさんいたことで「自分は人より優れていない」と素直に受け入れられた。天才肌の人は感覚的にできてしまうことも多い。でも、僕は不器用。何事もまず理解することに時間もかかるし、表面的に分かりたくないという性格もある。自分の投球フォームもつくり上げた“作品”。それが壊れてしまわないためにも、恐怖と戦いながら練習をしている。
引用元 西日本スポーツより

天才肌ではなく、努力型の投手。
人より優れていないと受け入れられたからこそ、考える努力を重ねて今の和田毅投手がいる。
ついつい他人と比べてしまいがちですが、自分のできることに目を向けて努力を重ねることの大切さを感じさせてくれる投手だなと思います。
ボールの出どころが見にくいと言われるフォームからスピン量が多く初速と終速の差が少ないキレイなストレートで打者からはスピード以上の速さを感じると言われています。
年齢を重ねてもなプロとして活躍する姿に勇気をもらえますね。

松坂世代最後の現役選手として、これからも活躍を楽しみにしたいと思います。
頑張れ和田毅投手!!!
それでは、またっ!



野球カテゴリの最新記事

PAGE TOP