こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
ベストアルバムやサニー・ボーイ・ウィリアムスとのバック音源のアルバム、はたまた故意にミキシングした曰くつきのアルバム等を除くと3枚のアルバムしかリリースしていないのに、伝説のグループとして注目され続けているバンドです。
エリック・クラプトン
ビートルズ、ローリング・ストーンズが活躍していたイギリスで、R&B、ブルースといったアメリカ黒人音楽を突き詰めていた(ローリング・)ストーンズに続けとばかりに1964年に「I wish you would」(ビリー・ボーイ・アーノルドのカヴァー)でデビューした【ヤードバーズ】。
そのメンバーの中に、18歳で前任からリードギターを引き継いだ「エリック・クラプトン」がいました。
世界3大ギタリストの一人目ですね。
ヤードバーズは、エリック(・クラプトン)のプロとしてのキャリアのスタートでもありました。
エリックは、それまでのヴォーカル主体だったイギリスのロックを一気に変貌させたギタリストと言ってもいいと思ってます。
それのとっかかりをヤードバーズで模索して突き進んでいました。
セカンドシングルは、「Good morning school girl」聴いてパッと『ビーチ・ボーイズ』と感想が瞬時に出てくるくらいのかる~いロックンロールです。
ストーンズに続ぐ、商業的な成功を目指していましたので、時代にあっていたんでしょうね。
B面には、「I ain’t got you」が採用されていますが、これはエリックの提案だと思える曲です。
短いですが、エリックのギターソロが入ってます。しかし、「ほんの間奏程度」です。
プロになってまだ1年目ですが、少し片鱗がうかがえます。
さて、運命のサードシングル「For your Love」のリリースになります。
もうこのころには、エリックのギターパフォーマンスの実力と人気は、確実なものとなってブルースを追求する心はさらに強くなっていきました。
そこへ持って来て、軽快に ”♪フォー・ユア・ラヴ~” ですから、切れちゃったんでしょうね。
B面には、1st.と同じようにエリックは、インストゥルメンタルの「Got to Hurry」を推したんだと思います。結構武骨な感じのいい曲です。
マネージャーのジョルジオ・ゴメルスが進めてきた商業的成功の道筋の結果ですが、
エリックと他のメンバーとの力量の差が歴然としてきて、エリック目当てのファンの多さもあり、大いに悩んだんでしょうか、「For your Love」のプロデュースは、ポール・サミュエル・スミス(b.)に任せました。
結果として、「For your Love」は、リリース後ヒットチャートを上り続け、大成功になりました。
しかし、その時にはエリック・クラプトンはヤードバーズから去っていった後でした。
商業的の面からみれば、エリックは、経済的成功と名声をも自分の意思で捨てたことになります。
自己の信念に突き動かされた行動は、魅力の一つですね。
ルイーズ ソロがかっこいいです
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