こんにちはー。
先日、娘の課題図書を本屋さんに行った時にふと目に入ってきた本を買ってしまいました。
まんがMAJORで考証 少年野球チーム診断
あなたのチームは大丈夫?
小中学生年代の指導者・保護者に必要な心得を網羅!
春から少年野球コーチとして携わるようになりながら、自分の所属するチームや他のチームを見ながら、僕のやっている指導法が合っているのか?
そして、いまだに怒号が飛び交うことの多いグランドで、選手たちは伸び伸びと野球を楽しめているのか?
そんなことを考えていた僕にとってはピッタリのタイミングで出会っちゃいました。
少年野球指導に定評のある仁志敏久さんのオススメという帯も決め手でした。
いくつになっても経験だけでなく、新たな勉強もしていかなきゃなってことで読破。
プレイヤーズファーストを実践できているか?
目次を読むだけでも目を引くような内容がたくさんありました。
第1章 指導者はどうあるべきか
第2章 フェアプレイで真に野球を楽しむ
第3章 脱!勝利至上主義
第4章 安全が第一!
第5章 地域社会に関わる
第6章 保護者には保護者の役割がある
なかなか考えさせられちゃいますよね?
答えは一つではないし、とても難しい問題でもある。
そんな中で1番最初に出てきたのが【「プレイヤーズファースト」を指導者が認識しているか】ということ。
僕は常々、少年野球コーチとして「サポート」とか「黒子」とか「選手が主役」って書いてきたことと同じ。
あぁー僕のやろうとしていたことって間違いじゃなかったんだなとホッとしました。
少年野球では『選手が主役』ということを認識することから始まるんですね。
勝ちたいがために自分の理想や考えを押し付けたりしていませんか?
僕もまだまだ自分の考えを押し付け気味に指導してしまっているなぁって反省です。
厳しさも大事だけど、野球を楽しむことをもっと教えてあげれたらなって思います。
日本の野球界では、心身を鍛える修行のように考えられてきた歴史があり、かつては「楽しむ」ことなど、けしからんことと考えられていました。
でも、現在の考え方は変わってきており、世界で主流となっているスポーツの定義では、スポーツはもっと「遊び」に近いものであるんだそうです。
支配型ではなくコーチング型
指導者のエゴを押し付けるのではなく、プレイヤーズファーストの観点での指導法となると、ティーチングではなくコーチングが理想だな。
ティーチングではなく、コーチング。
これはビジネスでもよく言われることだけど、教えるのではなく質問や提案などのスキルを用いて、選手自らに考えさせて自発的に行動させること。
僕はまだまだコレができないんすよねー。
教えたがりーなので、コーチングではなくティーチングになっちゃいがち。
これは心しておかなくてはアカンこと。
でも、もっとやってはダメなことがあるんです。
「コーチング型」の指導の対極にあると言われているのが「支配型」の指導。
「バットを短く持て」
「打席の後ろに立て」
「打ち上げるな、転がせ」などなど。。。
ついついやってるわぁ(笑)。
日本のスポーツ界では、歴史的に長らくこのような「支配型」の指導が行われてきていたし、今もまだ続いてしまってるなぁ。
僕らも子供の頃からこの支配型の指導をされてきたから染み付いちゃってるんだろうなぁ。
自分ももっとコーチングスキルを身につけて選手の自主性を重視して育成していけるようになりたいわぁ。
なりたいっていう思いだけじゃダメなんで、少年育成に関する本も少し読んで勉強していこうっと。
今回の本の中でもいろんな書籍の紹介があったんで、その中からまた探して読んでみよう、そうしよう。
そんな気持ちを持ちつつ週末の少年野球の練習に行ってこようーっと。
それでは、またっ!