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鎌のように曲がるスライダーを駆使して通算試合登板数1000試合を達成した岩瀬仁紀投手。

鎌のように曲がるスライダーを駆使して通算試合登板数1000試合を達成した岩瀬仁紀投手。

こんにちはー。
最近好きだった選手の引退が続き寂しさがつのる僕です。

悲しい引退発表と嬉しい1000試合登板のニュースが入ってきました。

中日ドラゴンズの守護神【岩瀬仁紀】

中日ドラゴンズの背番号13と言えば守護神の岩瀬仁紀(いわせ ひとき)投手。
ドラゴンズ一筋で19年プレーした岩瀬投手が2018年シーズンで引退を発表。
今も第一線でプレーしていますが、全盛期の頃は本当に凄かったぁ。
ということで、岩瀬投手のことを書き残します。

岩瀬仁紀
1974年11月10日生まれ
身長181センチ 体重84キロ
愛知県西尾市出身

画像引用元 Wikipediaより

愛知県立西尾東高校から愛知大学へ進学し、NTT東海を経て1998年ドラフト2位で中日ドラゴンズに入団。
大学時代は外野手としてベストナインを4度受賞する打者でしたが、大学3年の1995年秋季リーグから投手兼任として15試合に登板し8勝4敗。
当時は投手よりも打者として注目されてた選手だったんですねー。

中日ドラゴンズ入団後はルーキーイヤーから中継ぎの一角として活躍。
入団6年目の2004年から落合監督に抑えに指名され、最多セーブのタイトルも5度受賞しており、中日ドラゴンズ黄金期には欠かせない投手でした。

通算1000試合登板の大記録

そんな岩瀬仁紀投手が2018年9月28日の阪神戦で前人未到の通算1000試合登板の大記録を達成しました。
単純計算でシーズン50試合登板を20年継続しなければ達成できない数字。
シーズンの約半分の試合で登板してるイメージですよね。
通算セーブ数も400試合達成をしており、試合の最後を任され続けた男でした。

現在は投手も分業制の時代となっており、短いイニングを投げる中継ぎ投手は登板数も多くなりがちですが、それでも凄い数字っす。
岩瀬投手おめでとうございます!!!

画像引用元 中日ドラゴンズ公式サイトより

ちょっと興味が出たので通算試合登板数ランキングを調べてみました。

1位 岩瀬仁紀 1001試合 投球回 984.2(9月29日現在)
2位 米田哲也  949試合 投球回 5130
3位 金田正一  944試合 投球回 5526.2
4位 梶本隆夫  867試合 投球回 4208
5位 小山正明  856試合 投球回 4899

引用元 NPB.jp通算記録より

衝撃的な数字にビックリ。
昔の人たちはどんだけ投げてたのぉーーーー!!!(笑)
試合数もそうだけど投球回数がハンパない!!!
分業制がまだ確立されてない頃だから、上位の人たちもみんな先発投手。
スゲェーーーっす。

だからって岩瀬投手の記録が色褪せることなんてありません。
リリーフ投手は、いつ試合に登板するのかがハッキリしておらずブルペンで準備をしていても登板しない日もあります。
一週間に1度の先発投手と毎試合ベンチ入りするリリーフ投手陣ではプレッシャーの質も違いますもんね。
あらためて岩瀬投手ってスゲェーーー!

『死神の鎌』と形容された球界屈指のスライダー

岩瀬投手といえば『スライダー!』と言われるほどの印象を持ってる方がほとんどでしょう。
そのスライダーはまるで死神の鎌のように鋭く弧を描いてキャッチャーミットに消えていきます。
畏敬の念を込めて『死神』とも言われた岩瀬投手。
試合終了の最後のアウトをとっていく姿や背番号13がタロットの大アルカナで死神のカードを表すことから死神なんて言われてました。

相手チームからしてみたら9回に岩瀬投手が出てきたら、「あぁーー、今日は終わったかなぁ・・・」って思わせるような存在。
それくらいの投手でしたからねー。
全盛期はやはり落合監督時代の頃ですね!
スリークォーターから投げられるMAX147キロのキレのあるストレートとスライダーの組み合わせ。
球種もシーズン前にはイロイロと試すが、全盛期はストレートとスライダーの組み合わせだけで抑えてました。
分かってても打てないスライダーって感じで、見ていても安心感がハンパなかったなぁ。
ということで、岩瀬の全盛期を知らない子供達はこの動画をご覧くださいませ。

マジでスゲェーわぁー。
消える!!!
左打者もそうですが、右打者も膝下の食い込んでくるスライダーは凄かっただろうな。
 

オープン戦・ナゴヤドーム開幕戦での先発

キャリアのほぼ全てをリリーフとして登板した岩瀬投手ですが、実は毎年先発する試合があったんです。

たまにはまっさらなマウンドを噛み締めて投げたい。
いつも試合終了まで待っているので、たまには先発して早く帰ってみたい。

岩瀬投手の希望により、落合監督時代から高木監督時代まで7年連続でオープン戦・ナゴヤドームでの開幕戦の先発マウンドに立ちました。
普段見られない先発での岩瀬投手が見れるっていう「セレモニー」みたいなもの(笑)。
ファンサービスの一つでもありましたー。
早い時間帯に岩瀬投手を見るってなんか違和感ありますね(笑)

そんな岩瀬投手も今年で引退。
きっとコーチとして今後も活躍してくれることでしょう。
岩瀬仁紀さん、本当にお疲れ様でしたぁーーー!!!


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