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少年野球コーチが試合観戦しながら気づいた野球とソフトボールの違い【ルール編】

少年野球コーチが試合観戦しながら気づいた野球とソフトボールの違い【ルール編】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
先日初観戦した日本女子ソフトボールに関するブログもこれで3本目。
それくらい様々な違いに気づけた良い経験となりました。
女子ソフトボールのスピーディーな展開に大興奮!【女子ソフトボール初観戦日記】
少年野球コーチが試合観戦しながら気づいた野球とソフトボールの違い【グラウンド編】
第3弾は野球とソフトボールのルールの違いについてです。
1試合観ただけでも、たくさんの違いに気づきながら調べてましたので報告レポ的なブログです。

離塁は投手の手からボールが離れてから

これが野球とソフトボールの一番の違いなんじゃないかなと思ってます。
野球と違って塁間の短いソフトボールには走者のリードがありません。
盗塁はありますが、ランナーは投手の手からボールが離れるまで塁から出てはいけません。

投手の投球を見ながらタイミングをとって離塁します。
野球での二次リードと同じように次の塁を狙うために投球後にリードします。

20秒ルール

リードがないということは牽制もありません。
この牽制がないということで可能なのが『20秒ルール』です。
投手がボールを受けるか球審のプレイがかかってから20秒以内に投球をしなければならないというルールです。
大きな時計が20秒から刻々と減っていくのが分かります。

20秒以内に投げないとワンボールが宣告されます。
また打者は10秒以内に打撃姿勢を取らなければならないという逆ルールもあるようです。
野球では走者との駆け引きもあるため、この20秒ルールは適用できませんね。
野球では走者がいない場合は投手が捕球してから12秒以内に投げなければならないというルールがありますが、厳密に測ってることはないしソフトボールの20秒よりも短い12秒で投げるって結構キツイと思いますけどね。
ということで、走者がいてもいなくても20秒ルールがあるんですね。
 

ネクストバッターの待機位置

これは試合を観ていて違和感があって気づきました。
通常ネクストバッターズサークルは自チームのベンチ前で待機しているのですが、女子ソフトボールでは相手ベンチ前のネクストにいることがありました。
下の画像は白ユニフォームの豊田自動織機シャイニングベガは三塁側ベンチなんですが、一塁側ベンチ前のネクストに待機しています。

調べると安全面を配慮して2020年度のルール改正で追加されたそうです。
打者とネクストバッターズサークルの距離が近いソフトボールなので、ファールが次打者に直撃することを避けるためのルール改正だったようです。
打者の背中側のネクストで待機することでファールボールの危険から守られます。
左打者の場合は一塁側のネクスト、右打者の場合は三塁側のネクストを両チームとも使用することになります。

テンポラリーランナー

このルールもビックリしました。
ツーアウト走者なしから4番打者が四球で出塁をした際に、『テンポラリーランナー』というアナウンスがあり走者が交代しました。
調べてみると試合のスピードアップを促す観点から2015年から採用されたルールだそうです。

捕手が塁上の走者となっていて二死となったとき、あるいは二死後、捕手が出塁し、走 者となったとき、捕手の代わりにテンポラリーランナーを使用することができる。
(1)テンポラリーランナーと交代させるかどうかは、攻撃側チームの選択である。
(2)二死後であれば、いかなる時点でもテンポラリーランナーを使用することができる。
(3)テンポラリーランナーを使用するときは、塁上の走者以外の選手で、打順が最後に 回ってくる者をテンポラリーランナーとする。
引用元 生駒市ソフトボール協会より

捕手はプロテクターやレガース等を身につけるのに時間が掛かるため二死の場合は代走でベンチに戻って先に準備をしていなさいというようなルールですね。
確かにキャッチャーの準備でイニング間の時間は結構かわりますもんね。
このルールを上手に使えば、捕手の前に足の速い選手を入れておくと有利かも知れませんね。

イニング間の内外野の連携がカワイイ

イニング間といえば、投球練習の間に内野はボールファースト、外野手同士でキャッチボール。
投球練習がラスト1球になるとボールをベンチに戻して、キャッチャーからのセカンドスロー。
最後にキャッチャーが声出ししてスタートって感じです。
女子ソフトボールは最後の声出し前に内野手はマウンド周辺に集合し、外野手はセンターに集合してました。
っで、内外野で連携してジェスチャーでコミュニケーションをとって、守備位置についてスタートって感じでこれがちょっと可愛かったです。

なんかホッコリしますね。
グラウンドが狭く守備位置にすぐに戻れるからこそのコミュニケーションですね。

ロジンを入れてる選手が多い

守備中にお尻のポケットに手を入れてる選手を目にする機会があったのですが、野球人ですと滑り止めのロジンを使用するのは投手くらい。
打者も滑り止めとして使用することはあるけど、守備時に選手がポケットに入れているってのはあまり目にすることはありません。
雨の日はポケットに入れてたことがある程度ですね。

これも塁間が短くスピードが求められるソフトボールならではないでしょうか。
ボールの握り変えミスによる一瞬のロスがセーフになってしまうから、内野手もロジンを持ってるんですね。

っということで、試合観戦で気づいた野球とソフトボールの違いをまとめてみました。
他にもまだまだあるかとは思いますが、違いも含めて面白いなって思いました。
ぜひ会場に足を運んで生で迫力を感じてみてくださいませ。
それでは、またっ!

 



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