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パット・メセニー『聴く方の心に任せて、その人が聴きとりたいものを聴いてほしい』アルバム「シークレット・ストーリー」

パット・メセニー『聴く方の心に任せて、その人が聴きとりたいものを聴いてほしい』アルバム「シークレット・ストーリー」

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

特別扱いのアルバム

このアルバム、構想に5年以上をかけた、パーソナルな回顧作だと言います。
1976年から素晴らしアルバムをリリースし続け、凄腕のミュージシャンとのコラボも精力的にチェレンジする、パット・メセニーの、1992年のこの「シークレット・ストーリー」は、私にとって特別扱いです。

”60年代から80年代のロック好き”という自覚で、クリーム、レッド・ツェッペリン、ジェフ・ベック、EL&P、ピンク・フロイド、イーグルス、ドゥービー、・・・等々、高校時代からお小遣いと相談しながら、はたまた友人のお兄さんや叔父さんの所有しているアルバム等も借りて聴いていましたが、パット・メセニーは特別扱いです。というか、「シークレット・ストーリー」が特別扱いが、正解です。

収録されている、曲各々の説明は、詳しい方がいっぱいいらっしゃいますので、お任せ致します。
もうほんとに拝みたくなるようなご説明をされているサイトもあります。すごいなあと感心します。

強いこだわりをもって魂を込めて作った

普段は、曲のコンセプトが出来ると、各パートのミュージシャンにゆだねる作り方を、
本作は、パットの中にある音にこだわり、パット自身がフレーズを作り上げ その後、実際のミュージシャンを指名していったそうで、5年以上の構想を確固たる信念で創造していった感じが伝わります。

ジャケットのアートワークもとことんこだわったといいます。
店頭でジャケットを見たとき、”奇抜だな”ではなく『かっこいい、ジャケットだなあ』と芸術性を感じとれたのは、そんなこだわりが通じたのではないでしょうか。

アルバムはサンプリング、ステージでは生ヴォーカル

スタートを飾る曲です。アルバムでは、カンボジアコーラスのサンプリングですが、ステージでは生ヴォーカルです。すごい、こだわりようと完成度です。

趣が全然違う後半

前回も触れましたが、9曲目までと、10曲目以降は、趣が全然違います。
パット本人も言ってますが、
『最後の20分はひどく哀しいよ。(中略)矢野顕子に書いてもらい、歌ってらった曲からスタートする。・・・ほんとにうに美しく仕上がったと思う。それでも、とても哀しいものなんだ。』
で、
『・・・何を言いたかったのか、(中略)聴く方の心に任せて、その人が聴きとりたいものを聴いてほしい』 と言っています。

矢野顕子さんのヴォーカルが入っている曲です。パットの曲にささやくようなやさしいヴォーカルによって、後半が始まっていきます。

このアルバム、是非お手に取って聴いて頂けたらと思います。
出来たら、ライナーノーツを意識しないで、そのままの心で聴かれるといい作品だと思います。



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