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投げた本人すら予測不能な魔球『ナックルボール』を武器に200勝を達成した男【ティム・ウェイクフィールド】

投げた本人すら予測不能な魔球『ナックルボール』を武器に200勝を達成した男【ティム・ウェイクフィールド】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
っと名乗ってますが、ここのところずっと練習がなくて寂しいですね。
今日はちょっと変わった投手のご紹介をしたいと思います。

ナックルボーラー【ティム・ウェイクフィールド】

アメリカ・メジャーリーグで通算200勝をあげた名投手。
でも彼のストレートは76mph(約122.3キロ)ほどしか出ません。
しかし唯一無二のナックルボールを駆使して大活躍した投手なんです。

画像引用元 Wikipediaより

ティモシー・スティーブン・ウェイクフィールド
1966年8月2日生まれ
アメリカ・フロリダ州ブレバード郡メルボルン出身
身長188センチ 体重95.3キロ

少年時代から野球に親しみリトルリーグでは投手と遊撃手で父親とのキャッチボールでナックルを見よう見まねで投げていたそうです。
高校時代も野手と投手を兼任していたが、フロリダ工科大学進学後は一塁手に専念し1988年のMLBドラフト8巡目(全体200位)でピッツバーグ・パイレーツから指名を受け野手として入団。
プロ入り後にはプロの投手のボールに対応することができず、スカウトから「野手を続けても芽が出ない」と言われてしまうが、キャッチボールの際に投げていたナックルボールがコーチの目に留まり1990年から投手に転向。
1992年にナックルボーラーとしてメジャーに昇格すると13試合に先発し8勝1敗・防御率2.15を挙げる活躍。
しかし1993年は一転してスランプに陥ってしまい、1994年は一年間マイナー暮らしで翌年のスプリングトレーニングで解雇されてしまいます。
解雇後一週間ほどでボストン・レッドソックスと契約し、キャンプ地でナックルボールの名手ニークロ兄弟に出会い、10日間ほど指導を受け復活しシーズン終了時にはカムバック賞も受賞する活躍。
その後もコンスタントに勝利数を稼ぎ、2009年には42歳にして初のオールスターに選出されましたが、登板機会はなし。
2011年9月13日にメジャー19年目にして通算200勝を達成し、シーズンオフに引退した投手。
野手としてのプロ入りからナックルボーラーへと転向して200勝を達成したって凄いですよね!
 

投げた本人もどんな変化をするか分からない『ナックルボール』

ナックルボールはボールに爪を立てて投げることで無回転となるボールのこと。
無回転で指から離れたボールは空気抵抗を受け右に左に不規則な変化をするんです。
テレビなどで見ているとなんであんなに遅いボールをプロ野球選手が空振りするんだろう?
って思うかも知れませんが、左右だけでく上下にも不規則に変化するからどこを振ったらいいか分からないんでしょうね。。。
投げた本人もどんな変化をするのか分からないんだから、打者が分かる訳ないですよね(笑)。
しかも一球一球違う変化をするし・・・キャッチャーも捕れなくて困っちゃいますね。
ということで、ウェイクフィールド投手のナックルを動画でご覧くださいませ。

本当に全然回転してなくて不規則に変化するから笑っちゃうしかないですね。
ナックルを投げれたら楽しいんだろうなぁー。
並み居る強打者が遅いボールをクルクル空振りしちゃうんですもの。

遊びで挑戦してみたいなって方はウェイクフィールド投手が投げ方を解説してる動画があったので、ご覧くださいませ。

なかなか難しいですが、面白いんで遊びで投げてみてね。
今日は100キロ程度のボールで通算200勝したナックルボーラーのティム・ウェイクフィールド投手についてでした。
それでは、またっ!



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