高校野球部に在籍せずにプロ野球選手となった異色の経歴を持つ新たなスピードスター【和田康士朗】

こんにちはー。
あまりの暑さでエアコンが欠かせないけど、長時間使用で風邪を引いてしまうじょびスポです。
暑いんだけどエアコン苦手なんですよねぇー。

さてさて、今日は最近熱い注目選手のご紹介です。
調べていたらちょっと経歴が異色の選手で面白かったです。
こんなルートでプロ野球選手になる人もいるんだなぁー。

1. 高校野球部に在籍せずプロ入りした異色の経歴【和田康士朗】
2. ただただ速い！

高校野球部に在籍せずプロ入りした異色の経歴【和田康士朗】

千葉ロッテマリーンズ所属で俊足に大注目の和田康士朗選手。
育成出身で2020年6月に支配下登録を勝ち取った矢先の大活躍。
俊足をウリにした代走がメインですが、ここのところスタメンでも起用されています。

和田康士朗（わだ　こうしろう）
1994年1月14日生まれ
埼玉県東松山市出身
身長185センチ　体重77キロ

小学4年世で少年野球を始め、中学時代は軟式野球を経験するも２年次に股関節を負傷してしまい、復帰後も周囲との実力差を感じ野球を断念。
埼玉県立小川高校では陸上部に入部し走り幅跳びの選手となるものの、高校1年生の夏に高校野球中継に映る友人の姿を見て野球の再開を決断。
冬に陸上部を退部したものの野球部の部員数が少なかったことから、高校2年から地元硬式クラブチームの都幾川倶楽部硬式野球団に入団し野球を再開。
普通の高校球児が甲子園を目指す中、クラブチームで野球をしていた異色の経歴を持つ選手なんです。
高校卒業後はクラブチームに所属したまま大学への進学を予定したいたが、前年に同クラブチームからBCLに入団した選手から話をきくうちに独立リーグへの挑戦をしてみることに。
四国アイランドリーグplusとBCLのトライアウトを受験したところBCLの富山サンダーバーズの吉岡雄二監督の目に留まり入団することに。
富山ではレフトのレギュラーとして活躍し、2017年のNPBドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから育成1位指名を受け入団。
高校野球部経験なしにプロ野球選手になるというこんなルートがで入ってくるなんて面白いですね。
富山サンダーバーズ時代の映像を発見したのでご覧くださいませ。

ルーキーイヤーの2018年シーズンは2軍戦94試合に出場するも打率.167という結果に。
2019年は千葉ロッテのレジェンド福浦和也選手兼任コーチの指導の下で打撃フォームを矯正し、103試合に出場し打率.264、リーグ2位タイとなる23盗塁をマークして活躍。
2020年は育成選手ながらキャンプから一軍に合流し、6月1日に遂に支配下選手登録を勝ち取りました。
開幕戦の福岡ソフトバンクホークス戦に代走で出場し甲斐拓也捕手から二盗を記録し、徐々に出場を伸ばしてます。
初スタメンでいきなりの初ヒットを含む３安打、3盗塁を決めての大活躍は凄かったなぁー。

目標とする柳田悠岐選手を彷彿させるようなパワフルなフルスイングがいいですねぇー。
愛称は『和ギータ』と呼ばれるだけのことはありますね！
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ただただ速い！

支配下登録選手を勝ち取った自慢の足に磨きをかけて出場数を伸ばしている和田康士朗選手ですが、とにかく速い。
個人的には周東佑京選手よりも速いんじゃないかと思ったりしてます。
まだまだ盗塁のスタートなど改善されていく部分はあると思いますが、とにかく速い。
『ただただ速い！』って感じ。
出場試合数にもよりますが、盗塁王もありえるんじゃないかなぁ。
そんな期待をさせる和田康士朗選手の盗塁動画をご覧くださいませ。

スライディングも近くて速い！
スピードが全然落ちないですね。
勢い余ってベースを超えていくのもカッコイイ。
よく見てるとリード中にチョコチョコと微妙に動いてるのもタイミングを合わせやすくしてるんですかね。
『静から動』ではなく『動から動』の方がスタートを切りやすいとも聞いたことがあるので、そういうことかも。

先日の試合でもセンター前ヒットで一塁から一気に本塁生還という離れ業も。
エンドランでスタートを切っていたとはいえども、この俊足はヤバイっすね。

個人的に一番驚いたプレーが走者二塁から左中間へのポテンヒットで一気にホームインした走塁。
打球の判断が難しくスタートが遅れていた中で、あのタイミングで本塁セーフになるってどんだけ足速いんだ。
レフトが前進してきてワンバウンドで捕球した時には、まだ三塁ベースの遥か手前だったんですよ！
注目のプレーは次の動画の0:47〜。