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メジャーリーグから輸入された『100球理論』の考え方の根拠とは

メジャーリーグから輸入された『100球理論』の考え方の根拠とは

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
少年野球の世界でも投手の球数制限ルールが施行され始めて投手のやりくりに少し苦しんでおります。
成長期の子供たちの身体を守るのも大切な務めなので、頑張って育てていきたいと思ってます。

メジャーリーグから輸入された『100球理論』

昔は、少年野球もプロ野球も先発完投が当たり前でした。
なんなら今のように中5日とか中6日とかではなく、連投が続いていたような時代も。
元プロ野球選手の権藤博さんは中日の新人選手時代に連日登板を重ね年間35勝を記録。

権藤・権藤・雨・権藤

という言葉で表現されるほど登板過多状態だったそうです。

現在は、投手も分業制が進んでおり先発投手も100球を目安に6回くらいまで投げ中継ぎ投手に託すことが多くなってますね。
そもそも100球を目安にしてる点としては、アメリカ・メジャーリーグを参考にしてのこと。

メジャーリーグでは100球を目安にして降板することで、中4日のローテーションで5人の投手で先発を回しているんです。
日本のプロ野球界では中6日か中5日での登板が多く、先発投手は週1回の登板って感じ。
アメリカでは先発を5人で回してますが、日本では6人が基本って感じですね。
ってことは、100球じゃなくてもう少し投げても良くない?って思っちゃったり。

100球理論の考え方

この100球という基準は一体なんだろう?
そんな風に疑問に思っていたところ先日紹介した雑誌・週刊ベースボールの記事に100球理論の考え方がありました。

アメリカでは、1イニング15球として3イニング(45球)投げた翌日に1日休ませれば方は回復するという考え方がある。9イニング投げると135球。45球×3だから3日の休養で肩は回復するが、もう1日余分に取って中4日に。さらに、135球を100球にしたほうが効率よく回るということで、各チームは100球をメドに先発投手を交代させるようになった。
引用元 広岡達朗連載コラムより

なるほどー。
45球で中1日の計算なんですね。
その根拠で考えると中6日で100球しか投げない日本のプロ野球では、先発投手はもう少し投げてもOKってことですね。
逆に中継ぎ投手が登板過多となりがちかもですね。

今の分業制も良いのですが、やっぱりエースの先発完投とか見たいなぁー。
100球理論の根拠というか考え方が分かってスッキリしました。
それでは、またっ!

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