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大晦日のRIZIN.26メインイベントで話題となったカーフキックの強烈さ【堀口恭司VS朝倉海】

大晦日のRIZIN.26メインイベントで話題となったカーフキックの強烈さ【堀口恭司VS朝倉海】

こんにちはー。
2021年になりましたが、まだ2020年の大晦日の格闘技のことを書きたいじょびスポです。
毎年年末は格闘技イベントが楽しみで仕方がありません。
今回はRIZIN.26のメインイベントのことについて書きます。

朝倉海VS堀口恭司の再戦

今大会のメインイベントはRIZINバンタム級タイトルマッチ。
チャンピオンの朝倉海VS堀口恭司戦でした。

画像引用元 RIZINオフィシャルサイトより

2018年8月18日のRIZIN.18で朝倉海選手が堀口恭司選手を1RでKO勝利した激闘以来の再戦となりました。
堀口選手のケガによる長期離脱からの復帰戦がリベンジマッチとなりとても楽しみな試合でした。
その試合の結果を分けたのが今大会で一番気になった「カーフキック」でした。

僕の辞書にはローキックはありましたが、カーフキックという用語はありませんでした。
ローキックと言えば、太ももの外側や膝を外から蹴るキックか内側から蹴るインロー。
一発で試合を決めるのではなく、ダメージを蓄積させていき動きを鈍くさせるようなイメージ。
また、ミドルやハイキックを打つための布石としての意味合いもあるローキック。
しかし、今回の試合ではフクラハギを蹴るカーフキックを堀口恭司選手は多様してきました。
朝倉陣営はこのカーフキックに関しては予想外だったのではないでしょうか?
試合開始早々にカーフキックをもらい朝倉海選手がよろけるシーンからスタート。
その後ももらう度に体勢を崩すような受け方。
三発目にもらったカーフキックでは膝をついてしまい、5発目では完全に足が流れてしまい・・・
それ以降はカーフキックに絞った堀口選手の蹴りを嫌がってかわすのが精一杯の朝倉選手。
このままではジリ貧となることを恐れて思い切って膝蹴りから打開を図るも攻防の中で右フックをくらってダウンしグラウンドで連打を浴びTKOとなりました。

今回は出入りの激しい堀口恭司選手と手数と回転数の早いパンチの朝倉海選手の戦いという訳ではなく、堀口陣営の研究による作戦勝ちって感じでしたね。

ヒリヒリする攻防は見ていて凄く面白かったですが、カーフキックって効くんですね。
また今度はバチバチの殴り合いの試合も見たいとこです。
 

スダリオ剛のカーフキック

RIZIN.26の第一試合でもカーフキックによるKOが見られました。
ミノワマンVSスダリオ剛との試合。
スダリオ剛選手は元大相撲出身でなんやかんやの事件があって若くして引退した貴ノ富士。
総合格闘家転向後はエンセン井上の元で修行を重ね、打撃やグラウンドでの攻防も身につけてきてます。
身体は絞れているとは言えませんが、重量級の選手ということでパワー系な身体。
ミノワマンとは体重差がるとはいえども、打撃の重さを感じました。
っで、ここでも試合を決定づけたのがカーフキック。

カーフキックで崩れ落ちるミノワマンが足を蹴られないようにと頭から足を取りに行こうとするも上からパンチの連打をくらいTKO。

カーフキックって強烈なんですね。
もちろん今までもカーフキックを蹴る選手もいたし、ディフェンスや脛でカットする選手もいました。
個人的には今さらながらですが、次からもカーフキックにも注意しながら試合を楽しみたいと思います。
それでは、またっ!



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