こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
少年野球あるあるですが、よく指導者から『声出せー!』って言われて子供たちが『オーーーイ!コーーーイ!』って声出してるのを目にします。
個人的には『声出せ!』とは言わないようにしてます。
『元気出して行こうぜぇー!』とか、『盛り上がって行こうぜー!』って声掛けするように気をつけてます。
『声出せ!』って言われてもどんな声出せばいいのか子供たちは分かってないんじゃないかと思うんですよね。
今日は、そんな声出しの参考にしてもらいたい動画をご紹介します。
一番欲しいのはコミュニケーションの声
僕が一番大切にしたいのは、単純な『オーーイ!コーーイ!』って声じゃなく、コミュニケーションの声。
声を出すことで気持ちも盛り上がるし、プレーに入っていきやすいというのが声出しのメリット。
打球が飛んで来ない時ってバッテリー以外は基本的に暇です。
っで、ボケっと気を抜いてる時に限ってボールが飛んできてビックリしてエラーしちゃうんですよね。
まさに準備不足。
声を出すことで自分も一球一球参加してるんだという気持ちの準備ができると思っています。
『ナイスボール!』『ナイスピッチ!』『大丈夫!俺らが守ってるからー!』とか全員で野球をやってる感じが理想です。
さらに一歩進んで、ピッチャーだけでなく周りの野手同士とコミュニケーションをとって欲しいんです。
『内野ゴロはホームゲッツー狙いね』とか、『ツーアウトだから近いところでアウト取ればいいよ』とかね。
【前代未聞】公式戦で小型マイクを装着
プロ野球選手は試合中どんな声掛けをしているのだろう?
プロ野球中継ではなかなか守備同士の声が聞こえてくることはありませんが、テレビ番組の企画で『小型マイクを装着』して試合中の選手の声を拾うという前代未聞の試みがありました。
ルートインBCリーグ全面協力により実現した企画でした。
栃木ゴールデンブレーブスに所属する川﨑宗則選手と西岡剛選手の元NPB選手、世界一の二遊間コンビが装着してプレーしてくれてました。
円熟味を増したベテラン選手となった二人のやりとりに注目です。
っということで、まずは動画をご覧くださいませ。
楽しそうに野球をプレーする二人が印象的ですね。
それでは、もう少し詳しく書いていきたいと思います。
内野手同士の1球ごとのコミュニケーション
この二遊間コンビは1球ごとに声を掛け合ったりしてコミュニケーションをとっています。
全球やっている訳ではないと思いますが、コミュニケーションを常にとっています。
ベンチに聞こえるほどの声ではなく、野手とのコミュニケーションをとってる感じですね。
『俺の所に来い!!』こんな気持ちを鼓舞する声も出し合ってるんですね。
打者の傾向や情報も共有し合って準備もしています。
守備時の次のプレーの確認もし合っています。
っということで、選手同士で1球ごとに様々な指示や確認のための声によるコミュニケーションを取ってるんです。
こんなコミュニケーションの声が各所で見られるようになったら最高ですね。
基本は投手への声掛け
野手同士のコミュニケーションまでいきなり求めるのは難しいと思うので、まずは基本となることから。
この二遊間コンビが一番声をかける相手が投手なんです。
僕も投手への声掛けが基本だと思ってるので、参考にして欲しいなと思います。
『ナイスボールだ!』『良い球が来てるんやで!!』『すばらしい!!!』
何も気の利いた声を掛けなくたって、こんなコトバだけでも投手は嬉しくなるし安心するんです。
自分だけのことじゃなく、相手を思って声を掛けれる選手になって欲しいですね。
仲間のための声掛けをしてコミュニケーションをとって欲しいです。
この二人くらいになるとこんな声掛けでコミュニケーションしちゃってます。
ムネ:ニコニコしていけ
かわいいお前の顔を見せていけ
ツヨシ:お前もかわいいぞ♡
ムネ:お前もな ツヨシ♡
思わず笑みが出るようなコミュニケーションもリラックスして良いプレーができる理由でしょうね。
僕も試合中にベンチから選手がリラックスできるようにとクスッとするような声掛けを目指してますが・・・
たまにスベるんですよね(笑)。
これからもたくさんコミュニケーションの声が出るようなチーム目指して練習から取り組んでいきたいと思います。
声出しの参考に、意識改革になってくれたら嬉しいです。
それでは、またっ!
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