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1イニング同投手に対して監督が2回マウンドに行ったら投手交代しなけらばならない

1イニング同投手に対して監督が2回マウンドに行ったら投手交代しなけらばならない

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
先週末も夏のような暑さを感じながら野球を楽しんできました。
日曜日は公式戦後に練習試合があり2試合とも審判を務めてたので、めっちゃ暑かったっす。
そんな試合中の出来事で気になったことがあったので後学のために調べ直してみました。

1イニング同投手に対して監督が2回マウンドに行ったら投手交代

試合終盤の大事な場面で今回こんなことが起きました。
ピンチの場面で監督さんがタイムを要求しマウンドへ行き野手が集まって円陣を組んでました。
ここでの失点が試合を決めるような場面だったので、ナイス判断かと。
しかし、打者にヒットを打たれてしまい失点。
次の打者の場面で再度、監督さんがタイムを要求し2度目のマウンドへ。
塁審をしながら『投手交代かなぁ?』って思って見ていたら、そのままベンチへ戻っていきました。
『ん?続投かぁー。』と思っていたら他の塁審の方からタイムのコール。

そうなんです。
1イニングで同じ投手に対して監督さんが2回マウンドに行ったら投手交代をしなければならないルールがあります。
プロ野球中継でも監督・コーチが2回目にマウンドへ行った際には解説者の方から『投手交代ですね。』と説明が入るシーンがあります。
帰宅後に気になった箇所を野球規則で確認してみました。

公認野球規則(2020年版)で確認してみると、【5.10 プレーヤーの交代(l)監督・コーチがマウンドに行ける回数】の項に記述がされていました。

(2)監督またはコーチが、1イニングに同一投手のもとへ2度目に行けば、その投手は自動的に試合から退かなければならない。

しかし、ここで気になったのが

プロフェッショナルリーグは、監督またはコーチが投手のもとへ行くことに関して、次の規則を適用しなければならない。

という文言。
あれ?プロ限定か?
と不安になり、もう一冊の全日本軟式野球連盟・競技者必携(2020年版)も確認しました。
するとこんな項を発見。

§4 試合のスピード化に関する事項
1 監督またはコーチ等(少年部・学童部・女子大会は監督のみ)が投手のもとへ行く回数の制限
(2)監督またはコーチ等(少年部・学童部・女子大会は監督のみ)が、1イニングに同一投手のもとへ2度目に行くか、行ったとみなされた場合(伝令を使うか、捕手または他の野手に指示を与えて直接投手のもとへ行かせた場合)は、投手は自動的に交代しなければならない。

プロ野球と同じく2度目にマウンドへ行った場合は投手交代をしなければなりません。
プロ野球と違うのは『退かなければならない』ではなく、『交代しなければならない』というところ。
プロと違って投手がそのまま別の守備位置に付く場合が多いので交代となっています。

試合後に審判団でMTGしていた際に、『打者一人投げた後に再度マウンドに戻しても良かったのに。』と話ししていたのですが・・・
僕らの認識に間違いがありました。。。
競技者必携の次ページにこんな文言がありました。

連盟では後退した投手が、ほかの守備位置につくことが許される。
なお、他の守備位置についたときは、同一イニングには再び投手に戻れない。

つまり、ワンポイントリリーフのような形で投手が一旦他の守備位置についた場合は同一イニング中はマウンドに戻ることができなくなっていました。
これは間違えてました。。。

っということで、この部分を自分の記憶のアップデートしておかなければダメっすね。
いやぁー、野球ルールって時々改訂されるから気をつけなければですねー。
また時間作って公認野球規則や競技者必携も見直したいと思います。
とりあえず、同一イニングにマウンドへ監督が2回行ったら投手交代しなければならないということだけ覚えておいてくださいね。
それでは、またっ!
 

 

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