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一度もレギュラーを獲れなかったのにプロ野球選手を17年間続けたムードメーカー【小田幸平】

一度もレギュラーを獲れなかったのにプロ野球選手を17年間続けたムードメーカー【小田幸平】

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
野球の試合中ってプレーだけでなく、ベンチも含めたチームの雰囲気ってとっても大事だなぁって感じます。
出場している選手だけでなく全員野球が目標です。
今日は来期の立浪監督率いる中日ドラゴンズのコーチ入りが噂されるあの方のご紹介。

一度もレギュラーを獲れなかったのにプロ生活17年【小田幸平】

中日ドラゴンズファンの方には馴染み深い選手だった小田幸平さん。
お立ち台での『やりましたぁー!』は超盛り上がりましたよね。
でも、レギュラーには一度もなれなかったのに17年間もプロ生活を続けられた凄い人なんですよー。

画像引用元 小田幸平公式ホームページより

小田幸平(おだ こうへい)
1977年3月15日生まれ(44歳)
兵庫県高砂市出身
身長181センチ 体重84キロ

兵庫県高砂市出身で、高校は兵庫県の市川高校。
春夏合わせて5回の甲子園出場している高校ですが、超強豪校というわけではなく小田さんも甲子園出場経験はなし。
卒業後は三菱重工神戸へ進み、3年連続で都市対抗野球に出場し3年目の秋には日本選手権で優勝し小田さんも優秀選手を受賞するなど活躍。
1997年のNPBドラフト会議にて読売ジャイアンツから4位指名を受けてプロ入り。
ルーキーイヤーから守備は即戦力とされ一軍出場も経験するが打撃が課題で3番手捕手という位置付け。
翌年以降も一軍にいることが多いのだが3番手捕手という位置付けで試合出場数は一番多かった2005年で31試合に止まります。
転機となったのは2005年シーズンオフにFAで野口茂樹投手が中日から巨人へ移籍した際の人的補償として中日に移籍。
中日移籍後は山本昌投手との相性が良く、山本専属の捕手としても活躍。
2番手・3番手捕手の立ち位置で試合出場数自体は多くないのですが、安定した守備とムードメーカーとして中日ドラゴンズには不可欠な選手となりました。
個人的に記憶に深いのは悪魔的なブロックが印象に残ってます。

今だとコリジョンルールがあるのでブロックはできませんが、たまにするこのプレーで救われたことが何度もありました。
一度もレギュラーを獲得したことはなかったのに17年間もプロ野球選手を続けたのって凄いことですよね。
選手にはレギュラー以外にも大切な役割があることを証明してくれた選手なんじゃないでしょうか。
現役引退後はフリーの野球解説者や、2019年シーズンは四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツでコーチ、ヘッドコーチを務めます。
現在は2021年から古巣の流れを汲む三菱重工West硬式野球部のヘッドコーチを務めていますが、来期の中日ドラゴンズのコーチとしてNPB復帰するのか楽しみです。
 

影の名捕手

愛されキャラの小田幸平さんですが、チームメイトからも愛されてた選手なんです。
燃えドラチャンネルで川上憲伸さん・吉見一起さんの両エースがこんな風に評価してました。

っていうか、めちゃめちゃイジられてますね(笑)。
とはいえ、二人とも小田さんのことが大好きなのが伝わってくる動画でしたね。

プロ野球通産記録は17年間で371試合出場、通算打率.197、112安打、2本塁打、45打点。
成績だけ見たら10年も現役生活は続けられないような数字ですよね。
でも、記録に表れない貢献をし続けた影の名捕手でしたね。
指導者として素晴らしい選手を育ててくれるのを楽しみにしています!
それでは、またっ!

 



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