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【ポール・ウェラー】 モッズサウンドを牽引してきた60歳、節目の”内への問いかけ”は、フォークで「アスペクツ」

【ポール・ウェラー】 モッズサウンドを牽引してきた60歳、節目の”内への問いかけ”は、フォークで「アスペクツ」

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

今年9月14日に発表された「トゥルー・ミーニングス」に収録されていますが、
5月25日に先行シングルとしてこの「アスペクツ」は、リリースしています。
そのリリース日は、ポール・ウェラーの誕生日なんですね。

『この曲の歌詞が今の自分の心境を一番ストレートに代弁してるから、・・・』と雑誌<ロッキング・オン>のインタヴュー記事に載っていました。・・意味深ですね。

ポール(・ウェラー)と言えば、80年代のポップだけど骨がゴツゴツある感じの【ザ・スタイル・カウンシル】のころよく聴きました。
世の中の曲が<ポップ>になって行った時、ポールは、色んなジャンルを取り入れてクロスオーヴァー的な音楽作りをしていたイメージ(個人的には「ごちゃ混ぜ」感が前面に出過ぎてあまり好きではなかった)だったです。
でも、MTVとかに載ってがんがんテレビから流れていましたから、よく見ましたし、聴きました。

ゴツゴツ感はその前の70年代後半のセックス・ピストルズやザ・クラッシュの後を受けた【ザ・ジャム】のパンク時代まで遡ることになると思います。

まさに、外の社会への主張、問いかけをエネルギッシュにしてたバンドであり、その中心人物のポールの迫力はすごいものがありましたね。
「一歩も引かない」といった突っ張ったイメージの強い人でした。

フォークタッチ

しかし、この「アスペクツ」は、生ギター・・『まあ、いいでしょう』
でも、アンプラグドのように横一列に4人で生ギター!
その後ろにオケを配して!
ラガーシャツにジーンズ!!
個人的にもう、『大喝采です!!』

ポールは、今年60歳を節目として捉えたようで(還暦という考え方は無いと思いますが)、
このタイミングで「外への主張」から一旦離れて、「内への問いかけ」をテーマにしました。
個人的に同年代なので、このタイミングの「内への問いかけ」は、日本人だからなのか、すごくわかる気がします。

『還暦を迎えると、迎えた最初の内はそうじゃなくても、いろんなモノ・コトに周りを包まれます』
これ、実感です!

60歳を迎えて、きっと不安定になったんじゃないのかな?思います。
不安定になった時は、マイナスですので、いつもの自分では無く、逆の自分(マイナス)を出すことにより、”マイナス×マイナス=プラス” になるという本を読んだことがあります。

結局、自分を回顧するということですが、その一つの手段だったのではないかなと思います。

   
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