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野球だけでなくロードレースにも存在する暗黙のルール【アンリトン ルール】

野球だけでなくロードレースにも存在する暗黙のルール【アンリトン ルール】

こんにちはー。
ツール・ド・フランス2021も半分が過ぎ、これから佳境へと向かっていきます。
総合優勝、ポイント賞、山岳賞は誰の手に渡るのか楽しみですね。
毎朝、ステージハイライト動画を見るのを楽しみにしていたのですが、ちょっと気になる動画を発見。
知らないことを知るのって好奇心旺盛な僕は楽しくて仕方がありません。
ってことで、お裾分けです。

ロードレースにも存在する暗黙のルール【アンリトン ルール】

以前、ブログで野球界の暗黙のルール【アンリトン ルール】について書いた記事が結構読まれてました。
ルールブックには載っていないことなので、皆さん気になってるんだなって。
野球界だけでなく、様々なスポーツにも暗黙のルールがあるとは思っていますが、ロードレース(自転車レース)にもアンリトン ルールがあるんです。

画像引用元 GCN JAPANチャンネルより

動画を見ながら個人的に知ってたつもりでしたが、再確認できました。
ロードレースも面白いよって言いながらも、こういうことも知ってた方がもっと面白く見れると思うのでブログに書いておこうと思います。
まず最初にネタ元のGCN JAPANさんの動画をご覧くださいませ。
GCN JAPANはアメリカ・世界最大級のサイクリングチャンネル、グローバルサイクリングネットワーク(GCN)がアジア初として開設したYouTubeチャンネルです。

ルールブックには書かれていないことですが、知っておくと面白いですよね。
他にも楽しい動画がたくさんあるので、お時間ある時にご覧くださいませ。

暗黙のルール1 リーダーがレースをコントロールする

ロードレースでは逃げを打つ選手たちと大規模なメイン集団というようなレース展開になることがほとんどです。
このメイン集団のことをプロトンと呼ぶのですが、ステージレースのチームリーダーが集団のペースを引っ張ってコントロールしなければならないんです。
リーダージャージを着ている選手の所属するチームのアシストたちがメイン集団を引っ張る形になります。
また平坦ステージではスプリントチームがレースを引っ張るんですって。
これは知らなかったぁー。

一人だけチームカラーと違うリーダージャージを着ている選手がいるので、そのチームがコントロールしてるので、注目してみてね。

暗黙のルール2 トラブル時は待たなければいけない

リーダーが勝負に関係のないところで落車やトラブルによって遅れた時は集団全体のスピードを落として待たなければならないという暗黙のルール。

ロードレースでは落車以外にもパンクなどのメカトラブルもありますからねぇ。
そんな時にリーダーを残して走って行ってしまっては、レースが面白くならないためのルールですね。
プロトンのペースが落ちていたら何かトラブルがあったんだなと思ってね。

暗黙のルール3 リーダーのトイレ中はお静かに

ロードレースは長時間のレースとなるため、実は走りながら用を足すこともあるんです。
そんな時は中継もトイレ中の選手のことは映さないように配慮してます(笑)。
リーダーがプロトンにサインを送ってトイレ休憩をすることがありますが、その時はアタックせずにペースを少し落とすことになります。

ここでアタックする奴は空気を読めない奴っていうレッテルを貼られます。
自転車で走りながら用を足すってめっちゃ器用ですね。
ちょっと汚い話ですいません(笑)。

暗黙のルール4 選手だけじゃなくサポートカーも

ロードレースでは自転車に載った選手だけでなく、チームのサポートカーも追走しながら走ります。
選手たちが走りやすいようにこのコンボイと呼ばれる車列集団も整列して走るんですね。

例えば先ほどのトイレ休憩で選手が遅れたり、トラブルで遅れてしまった場合には選手のプロトン復帰のために風除けになったりとサポートすることもあります。

監督やメカニックを乗せて走るだけでなく、こんな役割も担ってるんですね。

暗黙のルール5 最終ステージのシャンパンの謎

ツール・ド・フランスでは全21ステージでレースを競うのですが、最終21ステージはこれまでとはちょっと違う雰囲気なんです。

パリ郊外からスタートして最後はパリの街中へ入ってきて平坦な周回コースとなりゴールはシャンゼリゼ通り。
平坦コースなので、大きな逃げは成功しにくいことからスタートから周回コースに入るまでは選手同士が健闘を讃えあうゆっくりとしたパレード走行となります。
リーダーがシャンパンを片手に走行なんてことも。
まぁ本物のシャンパンではないらしいですけどね。

昨年のツール・ド・フランスでも選手同士が肩を組んでパレード走行をしたりという光景も。

しかし周回コースに入ってくると、お祭りムードは一変。
最後の中間スプリントや最終スプリントのために、全力走行に。
最後のシャンゼリゼ通りでのゴールスプリントを制することは名誉なことですので、有力選手たちが力を出し切る熱い闘いに。

今年のツール・ド・フランスは誰が制覇するのか最後まで楽しみですね。
ロードレースの暗黙のルールを気にして観戦するのも面白いと思うので、気にして見てくださいませ。
それでは、またっ!
 


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