こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
先日、地域の軟式野球連盟による審判講習会があり参加してきました。
細かな規則の変更や、状況判断などまだまだ勉強していかなきゃいけないことが多いですね。
野球って奥が深い。
二段モーション解禁
プロ野球では2018年シーズンに二段モーションが解禁されました。
しかし少年野球や高校野球では依然として禁止でしたが、2020シーズンから少年野球でも解禁になりました!
以前からプロはオッケーなのに少年野球はなんでダメなんだ?って思ってたので良かったです。
野球少年たちはプロ野球選手に憧れてフォームを真似することも多いので、ルールは統一して欲しいと思ってたんでこれでスッキリしました。
二段モーションとは投球動作の中で足を2回上げる投球フォームのこと。
一度目に足を上げて、ちょっと下ろしてから再度足を高く上げタイミングをとって打者に投げていくことです。
下の写真で1回目、2回目と足を上げるフォームのことです。
画像引用元 日刊スポーツより
名投手の二段モーション
僕が印象に残っている二段モーションだった投手と言えば横浜ベイスターズ時代のエース・三浦大輔投手と近鉄バファローズ時代の岩隈久志投手。
画像引用元 Wikipediaより
足をスッと上げて止まった時の立ち姿がカッコよく見えたんですよね。
押されてもビクともしないような直立姿勢が凛としていて好きでした。
クッと足を上げてリズムを取るのもいいですね。
個人的には二段モーションが好きでした!
藤川球児投手も昔は二段モーションだったんですね。
菊池雄星投手も西武ライオンズ時代に禁止されていた二段モーションになってしまっており、フォーム変更を余儀なくされてしまったんですよね。
現役投手の二段モーション
2018年に二段モーションを解禁され再度二段モーションを採用する投手も出てきました。
パッと思い出すのが広島カープの大瀬良大地投手と、中日ドラゴンズの大野雄大投手。
二人とも二段モーションにして調子が上がった投手かなと思います。
大瀬良大地投手のブルペン動画でフォームをご覧くださいませ。
軽く投げてるように見えるんですが、キレがいいですねぇー。
キャッチャー目線だとボールがギューンって大きく見えますね。
次は大野雄大投手の動画もご覧くださいませ。
毎年期待している投手なんですが、なかなか超エースって感じにはなり切れないのが寂しいとこ。
今シーズンこそ15勝以上して存在感を出して欲しいです!
二段モーションのメリット
僕自身は二段モーションの投手ではないので、感覚的に分かりにくいですが・・・
二段モーションにすることでメリットは体重移動かなと思います。
一度軸足でシッカリ立ち、二度目の足上げからホーム側へ体重移動をしていきます。
ここで2回目のタイミングからの体重移動がしやすいように感じます。
まず軸足に体重をシッカリ乗せて、それからホーム側へとタイミングが取りやすいかなぁ。
足上げの意味合いがハッキリと分かれるので、意識はしやすいかも。
体重移動が下手な投手には良いかも知れませんね。
とはいえども、少年野球チームの子には二段モーションの指導は敢えてはしないと思います。
ワインドアップで投げる場合とセットポジションの時、クイックの時と3種類のタイミングが必要になってしまうからです。
子供たちはまだまだフォームが固まっていない子も多いので、シッカリと一つのフォームを作り上げたいんですよね。
今は僕らが子供の頃のように100球以上普通に投げ込むようなことはしないので、少ない投球練習の中でフォーム固めして制球力を高めるにはちょっと時間足らない気がしちゃって。
体重移動がめっちゃ下手な子や、意識づけの意味でという程度でしか二段モーションはさせない予定ですけども、子供たちがプロ野球選手のフォームを取り入れることができるのは良いことだなと思います。
基本的な部分はありますが、できるだけ投球フォームは自分で作り上げれるといいなと思ってます。
それでは、またっ!