こんにちは、60年代から80年代のロック好きのメローなロッカーです。
シカゴⅡ
1967年に結成された、「シカゴ」
皆さんご存知のように、ギター・ベース・キーボード・ドラムスに、ブラスメンバーが3人(ペット、トロンボーン、木管)で、ブラスセクションもギター等と同等の重要な役割を持った、かっこいい長寿バンドです。
メンバーの生まれた年も1944年の「ピーター・セテラ」が一番年上で、当たり前ですが、クラプトン世代ですね。
画像引用元:アマゾン
シカゴの1st.アルバムは「シカゴ・トランジット・オーソリティ」という名前でリリースしている関係か、1970年リリースの通算2作目「シカゴ」には、「Ⅱ」がついていませんが、いろんなデータでは「シカゴⅡ」になってますね。
日本でのタイトルは、「シカゴと23の誓い」
まだ新人なのにアナログ盤2枚に23曲を配していて、『構想が溢れ出るからこうなちゃった。』みたいな感じで、曲の要素もジャズあり、クラシックあり、R&Bあり等々・・・はたまたストリングスをかませたりと、才能盛り沢山な作品ですね。
私はシカゴを幸運にも、ほとんどオンタイムで知りました。中学校に入ったばかりの頃、町の春祭りにお友達の家にご馳走になりに行ったとき聴かせてもらいました。
当時、我が家は雑誌の付録のソノシートを聴くモノラルのプレイヤしかありませんでしたので、そのステレオの大きさのすごさに圧倒され、曲の構成に感動しました。
こんな感じ。もっと大きかったかも。
「シカゴⅡ」は、「革命家に捧げる」という献辞がついています。当時のアメリカのロックは、学生運動やベトナム反戦運動と関連付けされることが多かったそうです。
長い夜(25 or 6 to 4)
キーボードの「ロバート・ラム」作曲、ボーカルは「ピーター・セテラ」
「テリー・キャス」のギターソロがすっごい!! ブラスもかっこいい!
「ピーター・セテラ」は後に、AOR系のソリストになりますよね。
1978年にギターのキャスが31歳で亡くなって、シカゴは低迷します。
しかし、ピーター・セテラが奮闘し、1982年の「シカゴ16」を成功に導きました。代表曲「素直になれなくて」はピーター色の出たバラードですね。
そして、1985年に脱退しました。
その次の年、ピーターは潜伏中の「ボビー・コールドウェル」から【ネクスト・タイム】を提供され、「エイミー・グラント」と組んで、全米1位獲得!
ボビー・コールドウェルの関連記事はこちらへ→ボビー・コールドウェルとボズ・スキャッグスのハート・オブ・マイン
ギター「テリー・キャス」の突然の他界で、音楽性が変わっていったシカゴ。
個人的には、テリーの居たシカゴの方がいいなあ。
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プロ演奏家も認めた生音のような臨場感
ご覧いただき、ありがとうございました。