こんにちはー。
気づけばバスケブログが続いてるけど、とりあえず突っ走ります。
高卒で即NBAへの道を作った男【ケビン・ガーネット】
NBA入りする選手の大部分は大学卒業後にNBAドラフトで指名をされて入団する形。
そんな中、高校卒業後に即NBA入りをして活躍するという道を作った男がケビン・ガーネット。
以前にも高卒でNBA入り選手たちはいましたが、1995年のNBAドラフトでのKGの指名は1974年以来、20年以上ぶりのことでした。
KGが活躍したことで、その後には多くの高卒プレイヤーが増えましたが、現在はルール変更があり19歳以上でないとダメなので、高校卒業後1年以上経過しないとダメなんですね。
KG以外での高卒で活躍したNBAプレイヤーでパッと思い出すせるだけでコービー・ブライアント、レブロン・ジェームズ、トレイシー・マグレディ、J・R・スミスなどなど。
『大学まで待っていたらもったいない。KGみたいにすぐいけるぞ。』
という流れを作った選手なんですね。
画像引用元 V3の壁紙より
ケビン・モーリス・ガーネット(愛称KG)
1976年5月19日生まれ
アメリカ・サウスカロライナ州グリーンビル生まれ
身長211センチ 体重115キロ
地元マーディン高校に入学後初めてバスケチームでプレーすることになるが、オールラウンドな能力を発揮しチームをサウスカロライナ州チャンピオンシップに導く大活躍。
4年次にはシカゴのファラガット高校へと転校したことで、さらなる飛躍を遂げることに。
そしてチームはイリノイ州チャンピオンへと上り詰めることに。
高校卒業後は大学への進学を目指していたKGでしたが、大学進学適性テストをパスしていなかったことから大学進学への道に霧が立ち込めることに。
そして1995年のNBAドラフトへのエントリーを決め、ミネソタ・ティンバーウルブズからドラフト1巡目5位指名を受けNBA入りとなりました。
開幕当初は身体の線がまだ細く肉体が出来上がっておらずベンチ起用となりましたが、シーズン中盤からは先発に抜擢されました。
2年目からはNBAオールスターにも選出される活躍で、ティンバーウルブズの中心選手となって活躍しました。
個人成績はスタープレイヤー並となるもチームの成績は伸びず7年連続でプレーオフ1回戦敗退となり、9年目となった2003ー2004シーズンにはスプリーウェル、キャセールの加入によりチームはリーグ2位となる58勝28敗の好成績を挙げKGはシーズンMVPを受賞する活躍。
しかしカンファレンスファイナルでロサンゼルス・レイカーズに負け優勝の夢は叶いませんでした。
遂に2007年に優勝できるチームへとトレードを願い出てボストン・セルティックスへと移籍。
ポール・ピアース、レイ・アレン、KGの3人は強力なトリオとしてチームを牽引し遂にNBAチャンピオンを獲得!
このBIG3は強烈だったぁー。
翌年も好調を維持していたのですが、膝の故障によりシーズン途中で欠場となってしまい、それ以降も膝の痛みに悩まされ続けることに。
2013年6月にはブルックリン・ネッツへと移籍し、2015年2月に8年ぶりにティンバーウルブズにトレードで復帰。
2016年9月に現役引退をし、2020年にバスケットボール殿堂入りとなった素晴らしい選手でした。
NBA屈指の万能型PF
KGは211センチという長身ながら、デカくて速くて巧いという万能型のプレイヤー。
オフェンス能力だけでなくリ最優秀守備選手賞も受賞したこともあるディフェンスの良い選手。
リバウンド王も4年連続獲得したり、ゴール下のブロックショットも強烈だったなぁー。
ポストプレーからのフェイダウェイもキレイだったし、ポストからのパスでのアシストも上手かった。
安定性の高いプレーでチームに貢献している選手でしたが、爆発力は感じられなかったなぁ。
トラッシュトークも有名でしたが、「俺が俺が!」というタイプではなく、HCからも『もう少し積極的だったら・・・』と嘆くほどでしたが、チームの大黒柱として欠かせない選手。
そんなKGのスーパープレイ集をどうぞ。
高校時代の映像も強烈ですねぇー!
これほどの実力の違いがあれば、NBAに高卒でチャレンジしたくもなりますね。
今日は高卒NBA入りの道を作った男ケビン・ガーネットのことをお伝えしました。
それでは、またっ!