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生涯は道であったり航海などに例えられる  五番目の入り江には何が見えるのか  受け入れれば、それは彩をなしてくる 

生涯は道であったり航海などに例えられる  五番目の入り江には何が見えるのか  受け入れれば、それは彩をなしてくる 

Firth Of Fifth

フォックスロットの次のアルバムに入ってる奇麗という言葉が似あうなあと思った作品

 

 

「午後からの時間が長い」 と退屈そう  時間を持て余しているコトバ
自分も病気になって一時的にでもヒトの世話になるようになったとき、そんな言葉を発してしまうのだろうか
どれくらいそういう時間を過ごすとコトバに出てしまうのだろうか

でも、「もう今月も終わりか・・一カ月は早い」 と暇なんかないようなことも言う

 

自分も子どものとき入院した

風邪をひいて扁桃腺が腫れ高熱が数日続いた、近所のお医者さんのとこでお尻にそれはそれは痛い注射を打たれた
気を付けていても何となく扁桃腺を腫らしてしまい熱を出すことが数年続いた
そのたびに痛―い注射を打たれた、それこそ打たれている場所はお尻のホッペタなのに「グサッ」と音が聞こえるくらいだった
普通の筋肉注射だからそんな音なんかしないだろうが、そのくらい恐怖の診察台の上だった、盗み見た注射器のデカさも身体を硬直させた

それでも、熱とのどの痛さと違和感に気持ちが集中しているとそれが何とか耐えれた
「高熱が続きヤバいと思ったそれに比べれば、これくらいは我慢できる」と言うことだったんだろうなあ

その後、学校の健康診断があって尿検査で引っかかった、中学一年の冬
「再検査」をその地区の一番大きな病院で受けたら、その場で「入院して、様子を見ましょう」ということになって人生初めての入院生活に
「ネフローゼ症候群」ということでしたが、カタカナの病名がなんかそれなりに入院しないといけないのかな?なんて気持ちにさせられたからか、知らない間に大人たちの中でどんどん話が進んで行き、ベッドの上でパジャマで居るまでの間の記憶が無い
起こってることが未経験だったこともあり考える処理能力を超えてたんだろうなあ  こういうことは覚えてないけどきっとその後の人生に活かされている潜在意識だと思う

これは子どもの特権と言うのだろうか、知らないことだらけな人生の短さは「恐怖」という変な予測を作る余地がない

学校行事の林間学校などでは無く初めて親と離れて一人で泊まり込むことになった
ベッドに寝ていると当然天井と向い合せになり、天井の材質や模様をじっと観察することとなる
初めは、幾何学模様の広がりの法則性や関連性が気になりそして他のそれを見つけようとしてたりしてた
それから徐々に「退屈」とか「苦痛」になって行くんだろうけど病院の方たちはそれはもう親切だった、人との出会いが新鮮に感じ、退屈とは思わないで過ごせたのは幸せだったと思う、予定では1カ月のところ2週間程度で自宅に戻れたのもありがたかった
陰にならず淡々と起床・食事・検査・食事・検査・食事・消灯を繰り返したのが良かったか、陰ではなかった、感覚としては受け入れてたのか
それに痛い検査が一つも無かったことが嫌な思い出として残ってない大きな要因でもあると思う
登校日数にもあまり響かず、幸運であったと言える

そう言えば、高校一年のときにアホな自分は生徒会に立候補するという暴挙に出た
各立候補者は、体育館で立会演説会を全校生徒の前で行うというのが決まり
しかしそのアホは、その日の少し前から見事に例の高熱が出て欠席の演説なしという前代未聞の事態に、当然投票の日も休んでて、みんなが笑ってたらしい「アホかー」と、ほんとアホなんです
しかしなぜか当選してしまいその後、「演説会欠席したのに当選したヤツの顔を見たい」と休み時間になると教室を覗きに来られた
ずいぶん恥ずかしかったが、クラスメイトも迷惑だったろうな
今でも分からない、入学して数カ月しか経っていない顔も名前も知られていないヤツが、そんなんで当選するなんて、自分でも変だと思う
昔の高校だったので、校則のほかにいろんなローカルルールがあったがそれを変えたい無くしたいと思った方たちがいたのか、面白半分で投票したのか、
確実に減ったのは、「ちょっと体育館の裏まで来い」という陰な呼び出し、変に目立ってしまったからか

でもこれで、高校の改革のちょっとした足がかりが出来た瞬間でもあった


人生は有限 限りがある ヒトはいつか死ぬ
死ぬのは自分で勝手に決められない、と言うか決められるようなことを言っていけないと思う

病気をすると、ついつい陰な気持ちが持ち上がってきて、持ち上がるっていうのは元々持っていたから、何にもないところからは来ない、無いのでどっかで拾ってくるなんてことでもない
一日が過ぎるのはゆっくりなのに、一カ月はあっという間に過ぎていく
枠組みが変わった瞬間、時間の流れが変わる気がする

話しがいつものごとくズレズレになってしまったが、受け入れるとそれはヒマな時間では無くなると思う、色彩を帯びてくると思う

 

 

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