こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
クリーム【Live at ロイヤル・アルバート・ホール 2005】
武骨なラヴソング
2005年のロイヤル・アルバート・ホールを締めくくるのは、サンシャイン・オブ・ユア・ラブ
あの印象的な、クリームを知ってなくても一度は耳にしたことがあるフレーズは、どこかジミ・ヘンドリックスのギターフレーズを想起させます。
哀しさと温かさを共存させる矛盾を帯びたそのフレーズは当時、ジミヘンとジャック・ブルースとエリック・クラプトンが、お互いに刺激し合っていたんだなあと感じます。
武骨な感じで、ヴォーカルも冒頓に淡々と刻んで行きますが、題名とおりラヴソングなんですね。
アルバム「カラフル・クリーム」に収録されています。
コンサートも終盤だけあって、3人の意思の疎通もしっかりしているのが画面からはっきり分かります。
ソロも、フィルインも、ちょっとしたインプロヴィゼイションも『好きに演りな』という感じでトリオが合せながら好きにしながら終演に向かって進んでいきます。
オーディエンスも皆、一緒に歌っていて会場すべての連帯感がすごいです。
初期のクリームに連帯感という言葉は全く不釣り合いの言葉ですので、不思議な感じがします。
ヴィデオを見ていても、『あ~終わらないで、永遠に続いていってほしい!』と思ってしまいますので、リアルに会場にいたら、曲が終わったあとの喪失感は半端なものではないだろうなと想像ができます。
サンシャイン・オブ・ユア・ラブ
エリック・クラプトンが導いた道
この3人、ジンジャー・ベイカーは、ジャズのエッセンスが、
ジャック・ブルースは、ジャズにクラシックが加わったようなプレイスタイルがありますね。
一方、エリック・クラプトンは、頑なにブルースを突き進んでいます。
エリック(・クラプトン)のぶれないブルース・ギター・ワークが、ジンジャー(・ベイカー)とジャック(・ブルース)をクリームをして、元々有能なミュージシャンをロックのスパースターに導いたんじゃないかなと感じます。
あっと言う間にロックの頂点に立ったクリームの3人、さあこれからどんな歴史を作っていくのか・・・だったはずですが、
エリック・クラプトンは、その頑ななブルースへの傾倒と同じように、自分の演りたい方向に突き進むために、クリームを去りましたね。
まるで、ヤード・バーズを辞めた時のように。
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