こんにちはー
5月23日・木曜日
今日も快晴! 真夏日になりそうな感じ、
会社の敷地の雑草が伸びるのが早~い!
刈っても刈っても、一週間もすれば「ここって草刈りしなかたっけ?」となるくらいの勢いです。
しかし、そんなんでも、ぼーぼーのままではいけないので、せっせと鎌を持って草刈りの毎日です。
午前中のまだ気温が上がり切らないうちにやらないと、一気に脱水症状になりそうですので、体調に相談しながらやってます。
雑草を見てるといつも思うんですが、
彼らのように逞しく純粋に、伸び伸び生きて行かねば!と、
刈られても刈られても、不屈の精神でテリトリーを広げるチャレンジをしてくる雑草たちと闘いながら、逆に応援もしちゃいます。
第一期ジェフ・ベック・グループ解散後
1969年11月の事故で、休業を余儀なくされたジェフ・ベック、
正確には11月2日のこと、頭蓋骨骨折や背中への怪我は、全治数年とも言われました。
また、頭への怪我は、ジェフが11歳の時に車にはねられた時の怪我とすごく近い患部だったので、その後の後遺症に苦しんだそうです。
しかも、事故を起こした日は、14年の隔たりがありますが、月と日は、全く一緒という奇妙な巡りあわせで、当然ジェフは11月2日という日にちに恐怖を感じるようになったとか。
そして、新バンド構想の仲間、カーマイン・アピースとティム・ボガードは、その計画にピリオドを打たなければならない選択に迫られ、「カクタス」というバンドを組むことになって行きます。
後のインタビューで、カーマインとティムは、
『バンド(ヴァニラ・ファッジ)を脱退するというのは、当時は周りからすると「ケンカでやめた」だったので、ジェフとの話がご破算になっても、「はい、戻ります」とは出来なかった』といった旨のことを話しています。
療養を続けるジェフは、それまでの自分と違う行動をしました。これも頭蓋骨への衝撃に起因しているのかは不明ですが、
家を買ったのです。
それまでのジェフは、イギリスの中心部に住んでいて、好きなものは「車」、
ご存じのように、自分でチューン・アップするほどで、ギターと車で「どっち?」と尋ねると「車」って答えるかも知れなかったほどです。
そのジェフが田舎町に一軒家を購入したのです。
そこには、パートナーもいました。セリア・ハモンドというモデルさんで、
第一期ジェフ・ベック・グループのアルバム「トゥルース」の幻想的なジャケットを飾った人です。
セリアは動物愛護でもその方面では有名な方のようですね。
パートナーの影響もあったのでしょうか、
騒がしい街から距離をおいて田舎に広い土地とともに家を購入し、ベジタリアンにもなったそうですので、ジェフの人生の中でも大きなうねりの時期だったのかもしれません。
復帰に向けて
1970年になり、少しずつ動けるようになったジェフは、盟友の率いるツェッペリンのコンサートに行きます。ロイヤル・アルバート・ホールでのことです。
ここでもジェフの心を撃ちぬいたのは、ボンゾの低くチューンされた爆音とテクニックでした。
ジェフは、これが次の一歩を踏み出す起点になったのではないかな?と思います。
ドラマー探しを実行したジェフに、旧知のピーター・グラントは、コージー・パウエルを紹介しました。
ピーターは、ご存じツェッペリンの敏腕マネージャーですね。
5人目のメンバーとも呼ばれています。
この巨漢が、愛くるしいですね。
コージー・パウエルはボンゾの友人でもあったことから、ピーターは安心してジェフにコージーを紹介したんだと思います。
コージーは結局、ジェフ・ベック・グループで最高のドラマーになりました。
この辺で、第二期ジェフ・ベック・グループのアルバム「ラフ・アンド・レディ」からオープニング・チューン
コージーのドラムから入るブルージーな曲かな?と思ったら、ワウ・ペダルがビンビン迫ってくる、新鮮な驚きのあった曲
Got the Feeling
ジェフは、コージーを獲得して落ち着いて自分のギターに対する思いをつぎ込んでる感じです。
ブラック・ミュージック感が溢れるファンキーさがいいですね。