こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
「恋は悲しきもの(Why Has Love Got To Be So Sad)」
2013年のクロスロード・ギター・フェスティバルで、オールマン・ブラザーズ・バンドと協演したときのライヴです。
エリック・クラプトンにオールマン・ブラザーズ・バンドと言えば、デュエイン・オールマンがアルバム「レイラ・アンド・アザー・アソーテッド・ラヴ・ソングズ」に参加していることで有名ですね。
その繋がりで、「恋は悲しきもの」をフューチャーしたのだと思います。
オールマン・ブラザーズ・バンドは、リーダーでリードギターリストのデュエイン(・オールマン)の他界後、メンバーチェンジを繰り返しながら、2013年のメンバーになっていきましたね。
歩みを止めませんでした。
まるで、デュエインとの巡礼の旅のように思えてきます。
そのギターには、ウォーレン・ヘインズとデレク・トラックスの2人がいますね。
ウォーレン(・ヘイズ)は、粘りのある南部っぽいフレーズが心地いいです。
『もう、これこれ!』という具合のツボの押し方です。
そして、フィンガーピッキングで、驚異(なんと表現したら良いのか分からないのでとりあえず驚異)のフレーズと奥行きのあるスライドを披露するデレク(・トラックス)、
二人とも、デュエインのギター魂を継承し、デュエインを崇拝しているかのような感覚が感じ取れます。オールマン・ブラザーズ・バンドへしっかり溶けこんでますね。
曲の終盤は、エリック(・クラプトン)とデレクの対話するような掛け合いが、オーディエンスを魅了しているのが分かります。
そこに、デュエインが降りてきて、バンドとエリックを見守っているようなステージですね。
スピリチェアルな部分を刺激されました。
残念なことに、オールマン・ブラザーズ・バンドは2014年の終わりころから活動していませんね。
デュエインの巡礼の旅がいつかまた再開されることを祈りたいです。