こんにちは、60年代から80年代のロック好きのメローなロッカーです。
ミニット・バイ・ミニット
第3作からジェフ・バクスターが関わり、強力なトリプルギターで、どんどん・イケイケ!でしっかり地位を得、「西海岸のドゥービー」、「スティーリー・ダンのライバル」とまで評されて、これからという時に皆さんご存知の通り、トム・ジョンストンが体調不良で離脱、当のジェフが、マイケル・マクドナルドをスティーリー・ダンから引っこ抜き、6作目の「ドゥービー・ストリート」から正式加入させ、今回ご紹介する「ミニット・バイ・ミニット」でドゥービーブラザーズ第8作目。
ドゥービーを良くしようとマイケルを加えたのですが、そのマイケルにより、ドゥービーの音楽性は変化して行き、またもや、ジェフ・バクスターは、『や~めた』という決断をしました。でもジェフは器用というか、才能豊かというか、3年余りに及ぶ音楽性の変化に柔軟に対応し、特に「運命の掟」では、時流のフージョン対応がすっかり出来ているプレイをしているのには、びっくりしました。しかし、『なんだか、違うんだよな~』って演ってたんでしょうねえ。その後は、スタジオミュージシャンで活躍されたようですね。この決断がまた謎なんです。
また、マイケルが加入し、『スティーリー・ダンのようになってしまった』と表現されることがありますが、どうしてだか未だに全く別ものとしか聴けないんです。
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ビルボード・ヒット100で1位になった。みなさんご存知の
ある愚か者の場合
グラミー賞を獲得したコンビのヴァージョンです
ケニー・ロギンスと言えば、「トップ・ガン」の「デンジャー・ゾン」や「フット・ルース」が軽快でしたね。
1993年、アウトサイド・フロム・ザ・レッドウッズの時、ケニー45歳、マイケル41歳。
ドゥービー・ブラザーズのアルバムの中で、最後まで集中して聴きこんでしまうのは、ジェフには悪ですけど、「運命の掟」です。巷では、『こんなのドゥービーじゃない』と批判の多い作品です。でもいいんです。
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