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日本陸上中距離のニューヒロイン、1000m・1500m・3000mの日本記録を持つ田中希実の切れ味鋭いラストスパート

日本陸上中距離のニューヒロイン、1000m・1500m・3000mの日本記録を持つ田中希実の切れ味鋭いラストスパート

こんにちはー。
今日東京2020オリンピック期間中に書き忘れていた凄い選手のことを書きます。
日本陸上界に現れたニューヒロイン・田中希実選手!
中距離の日本記録を3つも持っている凄い選手なんです。

記憶に新しい東京五輪で8位入賞

あの大興奮の東京2020オリンピックでは女子トラック競技ではアトランタ五輪以来25年ぶりとなる8位入賞。
中距離としてだと、なんと93年振りなんですってぇ!
女子1500mの決勝も興奮しましたが、なんと言っても日本新記録を樹立した準決勝が凄かったっす。
着順での決勝進出を狙って前半から先頭で集団を引っ張っていく姿が印象的でした。
ペースの上がるラスト1周に差し掛かった時にも離されず5番手で食らいつく素晴らしいレースでしたね。

これは凄かったわぁー。

1000m・1500m・3000mの日本記録保持者

東京オリンピックでの1500mの日本記録は凄かったんですが、田中希実選手は中距離種目では1000mと3000mでも日本記録を持ってるんです。
しかもオリンピック明け最初のレースとなった8月20日のミドルディスタンス・サーキット大阪大会で1000mの日本新記録を達成。

前半から飛ばしていくのですが、ラスト1周のスパートの切れ味が異次元!
2位の選手を一気に引き離していくのが凄すぎて会場騒然。
切れ味鋭いというかもうエグイ!

3000mの日本記録を作った時のラストスパートも凄すぎました。
前半からも前で勝負していたのですが、ラスト1周のキレがエグすぎる!

あんな激しいレース直後なのに平然としてるのが凄すぎっすね。
 

田中希実

それでは軽く経歴等を振り返ってみましょう。

画像引用元 日本陸上競技連盟公式サイトより

田中希実(たなか のぞみ)
1999年9月4日生まれ(22歳)
兵庫県小野市出身
身長153センチ 体重41キロ

元3000m障害の選手だった父と北海道マラソン2度優勝の経験を持つ母の間に生まれ、中学校から本格的に陸上を始めます。
2014年に中2で全国女子駅伝に兵庫県代表として出場し8区区間賞を獲得し翌年も同じく区間賞。
陸上の名門・兵庫県立西脇工業高校に進学し多くの全国大会で活躍を見せる。
インターハイでも3年連続で入賞を果たし、高2の1500mでは準優勝となるが1位〜3位まで西脇工が独占という結果。
国際大会でも活躍をみせ、アジアジュニア選手権3000mで金メダル、U-20世界選手権でも3000mでも金メダルという凄い結果を残します。

西脇工卒業後は同志社大学に入学し、駅伝以外でも活躍したいとクラブチームの豊田自動織機TCで活動しています。
その後も国内のレースだけでなく、世界陸上などでも活躍。
女子1500mでの日本新記録を筆頭に3000m、1000mでも日本新記録を樹立するなどして現在伸び盛り!
3年後のパリ五輪でも活躍が期待される選手です。
パリではメダルを期待したくなりますねぇー!
大きなケガをすることなく、このままグングン伸びていって欲しいですねぇー。
これからも田中希実選手に大注目ですよ!
それでは、またっ!



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