テレビカメラに映らない所で常にDFと戦い続けていたFW柳沢敦【ヤナギ出し】とQBK

こんにちはー。
6月のワールドカップに向けた親善試合が行われてきて、テンションも上がってまいりましたぁー！

そんな中、現役選手ではなく引退したレジェンド選手のことを書きます。
現役でのプレーは見られませんが、サッカー好きの人にネタを振るとくいついてくるような話ですので、居酒屋トークしてみてくださいませ。

1. 元日本代表フォワード柳沢敦
2. 日本代表に欠かせないヤナギ出し
3. ワールドカップでの伝説のQBK
4. スーパーゴール集

元日本代表フォワード柳沢敦

僕と同じ年齢でもある柳沢敦氏は1977年5月27日生まれ。
細かい経歴等は書きませんのでWikipediaでご覧ください→柳沢敦
富山第一高校を卒業後に名門・鹿島アントラーズに入団し2年目の新人王を皮切りにスターダムにのし上がっていきました。
日本だけでなくセリエAにも挑戦しました。
まぁあんまり上手くいった感じではなく残念ながら3年で戻ってきましたけどね。
日本復帰後は鹿島アントラーズ→京都パープルサンガ→ベガルタ仙台でプレーして現役引退。
現在は鹿島アントラーズのコーチとして選手を指導しています。

画像引用元　鹿島アントラーズオフィシャルサイトより

日本代表に欠かせないヤナギ出し

日本代表として国際Aマッチでは５８試合に出場して１７ゴール。
FWとしては得点数は少し寂しい数字ですが、日本代表には欠かせない選手でした。
なぜ柳沢敦は日本代表に必要だったのか？
それは「ヤナギ出し」と呼ばれたオフ・ザ・ボールの動きが圧倒的だったから！
サッカー中継を見ているとどうしてもボールの動きを追っているため、ボールを持っていない選手がどんな動きをしているのかは分かりにくいもの。
柳沢はテレビカメラに映らないところでも常に相手DFとの駆け引きを繰り広げていたんです。
ボールを持ってプレーしている時間は90分の内にほんの1分程と言われています。
残りの89分をどう過ごすのかがサッカー選手として大切です。

柳沢敦はボールを呼び込む動きや、味方のパスが出て来る瞬間にフリーを作るために動き続けていたんです。
数手先を読むと言われる柳沢の飛び出しは相手チームにとっては脅威。
ピッチを縦横無尽に走って相手のディフェンスラインをズタズタに翻弄して自分のゴールや味方のゴールに繋げるために動いていた名選手です。
常に相手の裏を狙い、味方からのパスを呼び込むための動きを「ヤナギ出し」と敬意を込めて呼ばれてました。
パスの名手・中村俊輔選手も「パスセンスを磨いてもらった」と感謝する唯一無二の選手だったんですよー。
ヤナギ出しが上手にまとめられた動画を発見したのでご紹介します。

ワールドカップでの伝説のQBK

素晴らしい活躍を見せるも、時々ビッグチャンスを不意にすることもある柳沢敦・・・
愛される反面、一部の方々からは笑い者にされている選手でした。
相手のエースだからこそなのでしょうけどね。

そしてワールドカップでの伝説となってしまったミスプレーQBK。
2006年６月のワールドカップのクロアチア戦でのプレーです。
スルーパスでディフェンスラインの裏に抜け出した加地選手からのシュート気味のクロスがどフリーの柳沢に。
ちょっと触ったら入りますよ状態だったのですが、まさかの右足アウトサイドでゴールの枠を外してしまったのです。。。

僕のシュートチャンスはあの1本だけだった。
急にボールが来たので。
足の内側で蹴れば良かった。

クロアチア戦後の柳沢コメント

急にボールが来たので・・・。
サッカーだもん急にボール来るわなぁ！
なんとも天然なコメントについにQ（急に）B（ボールが）K（来たので）というコトバが生まれてしまい、こんな動画が作られてしまいました。

KNBとかYYYとかよく考えつくよねぇ（笑）
個人的には全力でプレーしてるからこそミスもあるんだと思ってますし、ピッチに立ち続けていたからこそいろんなミスもあるって思ってますので気にしてませんが。
こういうパロディー作れる人ってある意味スゲェーなぁって。
柳沢さんには申し訳ないけど大笑いしちゃいました。