こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
クリーム【Live at ロイヤル・アルバート・ホール】
荒れ果てた街
クリームの曲でどれが一番好きか?と聞かれたら、『この曲が一番!』と答えらえる方が多いんじゃないでしょうか。
その理由は、『とにかくカッコいい!』だと勝手に思ってます。
3枚目のアルバム「クリームの素晴らしき世界」のスタジオ録音盤に収録されていますね。
軽快なインロトで始まるドライブ感のあるストレートな曲と思いきや、3連が入ってきて、ジンジャー・ベイカーのスネアロールが、色を飾ります。手数多いですね。
エリック・クラプトンのギターソロは、センターピックアップでディストーションを効かせています。
スタジオ盤では、リアピックアップで硬めのファズ音が軽快感を心地よく引き出していますね。
ブルースを基本にしたブリティッシュロックの教科書的な作品だと思います。
スタジオ録音ヴァージョン
ぜひ、聴き比べて頂きたい名曲です。(クリームの素晴らしき世界は1968年リリースですので、37年の時の隔たりはありますが、どちらもかっこいいです。)
よく、この曲は、ライヴが良いとか、スタジオが良いとか言いますが、荒れ果てた街はどちらもいいんです。
ジャック・ブルースのヴォーカルもこの曲が一番好きかも。
エリック・クラプトン
エリック・クラプトンは、21歳でブルース・ブラザーズを去りました。
次の世界を見つめていよいよ、1966年、クリームの結成です。
グラハム・ボンド・オーガニゼイション出身のジンジャー・ベイカー、
今ではすっかりお馴染みですが、バスドラムを2つ並べた張本人ですね。ドラミングも前衛的とか革新的とか言われていたようです。要するに、才能をエンジンにして突っ走っていたという感じですかね。
そのジンジャー・ベイカーがエリック・クラプトンに白羽の矢を立てました。
最初からトリオ編成で行く方針のジンジャーに、3人目はジャック・ブルースをと推薦したのは、エリック・クラプトンでしたね。
ジンジャー・ベイカーとジャック・ブルースは、すごく仲が悪いという話は結構有名ですが、ここで、わざわざ仲の悪い2人が組まなくても良いのに、
神様は、エリック・クラプトンを使って、引き合わせたんでしょうねえ。
ジンジャー・ベイカーもジャック・ブルースもエリック・クラプトンを挟んで、人生修行を始めたました。
何はともあれ、実力も知名度も高い3人が組み、スーパー・グループの誕生です。
1966年、まだ小学生低学年で、田舎暮らしの私は、知る由もなしです。
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