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チェコが誇る名キーパー【ペトル・チェフ】が引退発表。トレードマークのヘッドギアは勇気の証。

チェコが誇る名キーパー【ペトル・チェフ】が引退発表。トレードマークのヘッドギアは勇気の証。

こんにちはー。
年明けに僕の好きなサッカー選手の引退発表がありました。
僕よりも若手なのになって思ってたら自分が歳を重ねてることもあって引退していく年頃なんだなぁー。
なんだか寂しくもありますが、そんな名選手のことを知ってもらいたくて書いていきます。

チェコの名ゴールキーパー【ペトル・チェフ】

ペトル・チェフ
1982年5月20日生まれ
チェコ・プルゼニ出身
身長196センチ 体重90キロ

チェコの地元小クラブであるFCヴィクトリア・プルゼニでユース時代を過ごし、1999年にFKフメル・ブルシャニへと移籍しプロデビュー。
すぐさま頭角を表すと2001年にACスパルタ・プラハに移籍し、UEFAチャンピオンズリーグでも活躍。
2002年夏には活躍の場を海外に求め、フランスのレンヌへと移籍。
2004年7月にはイングランドのチェルシーへと移籍。
移籍1年目から大活躍し、チームの半世紀ぶりの優勝にも貢献し世界屈指のGKとしての確固たる評価を得ました。
チェルシーでは11年間、正ゴールキーパー・主力として活躍したのですが、2014年シーズンには新加入のティボ・クルトワにレギュラーの座を奪われてしまいシーズン終了後にアーセナルへ移籍。
アーセナルでも正ゴールキーパーとして活躍するも2019年シーズン終了後の引退を発表しました。

ヘッドギアは勇気の証

チェフのトレードマークにもなっているヘッドギア。
チェフがヘッドギアを使用するようになったのは、順風満帆なキャリアを歩いていた2006年10月14日の大怪我が原因です。
プレミアリーグ第8戦・レディング戦でこぼれ球に飛び込んだ際に相手選手と激しく接触してしまい、頭蓋骨陥没骨折の重傷をおってしまいました。

一時は意識不明の状態に陥り、選手生命も危惧された状態でした。
復帰には最低でも1年以上はかかると言われていた中、驚異的な回復を見せ3ヶ月後の1月20日のリバプール戦で復帰したのでした。
骨折自体は治っているものの強度はまだ完全には元に戻っていないとのことから、ラグビー用のヘッドギアを使用してのプレーでした。
その後の試合でもヘッドギアを使い続けており、チェフのトレードマークのような存在になっています。

ヘッドギアのおかげと彼の不屈の闘志があったからこその復活。
普通は大怪我をしてしまうと、同じような場面で躊躇してしまうものですが、チェフは怪我以前よりも出足が鋭くなっているように感じます。

連続無失点記録・200クリーンシート達成

チェフのGKとしての凄さを示す数字があります。
1つは2004/05シーズンに記録したプレミアリーグでの1024分間連続無失点の記録達成。
現在は記録を抜かれてしまっていますが当時の偉大な記録です。
1試合が90分ですので、11試合以上連続で無失点だったってことです。
もちろんGKだけではなくDF陣との連携なくしては達成できない数字ですが物凄い記録です!

また2018年3月にはプレミアリーグ史上初の200クリーンシートを達成もして現在も記録を更新中。
クリーンシートとは相手を無得点に抑えることを言います。
つまり無失点で試合を終えることです。
200試合以上も完封してるって物凄い記録ですよねぇ!
2019年1月15日引退発表時点でプレミアリーグ通算443試合出場で202試合のクリーンシート。
およそ半分がクリーンシートって、マジで凄いことだわぁー。

そんなチェフの凄さをスーパーセーブ集でご覧くださいませ。

反応速度がハンパないっすね!!!
もう一つおまけで若い頃からのスーパーセーブ集もどうぞ。

今シーズン終了後に引退との報道ですので、まだシーズンは残ってます。
現在はアーセナルの第2GKという立場ではありますが、最後にタイトルを獲得して引退の花道を飾って欲しいですね。

それでは、またっ!
 


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