こんにちはー。
今日はちょっと昔を振り返ってみようと思います。
日本史上最速のサッカー選手【野人・岡野】
先日、コパ・アメリカに日本代表として出場した前田大然選手のことを紹介しました。
驚異的なスピードを武器にしたプレーを見ていて思ったのが、『野人・岡野並みに速いなぁ』ってこと。
僕たちアラフォー世代にとっては野人・岡野の速さを知ってますが、サッカー小僧の甥っ子には通じませんでした(笑)。
ということで、僕が思う日本史上最速のサッカー選手について書きます!
画像引用元 日刊スポーツより
岡野雅行(おかの まさゆき)
1972年7月25日生まれ
神奈川県横浜市出身
身長175センチ 体重71キロ
トレードマークの長髪を振り乱してゴールに向かって走る姿からニックネームは『野人』と呼ばれた選手。
浦和レッズに所属して届きそうにないようなボールにも追いついてしまい、相手ディフェンスをブッチぎって決めるゴールが凄かったです。
『犬より速い』とも言われるくらいの俊足で数々の伝説を残しています。
個人的に笑ったのが『寝間着で走って100mを10秒8』というエピソード。
大学1年の頃、体育の授業で100m走のタイムを測るからと、寮で寝ているところを起こされボサボサ頭で寝間着にバッシュで走ったそうです。
そんな出で立ちなのに・・・結果は10秒8(笑)
すご過ぎますね!
W杯初出場を決めた伝説のゴール
サッカー日本代表としても国際Aマッチ通算25試合に出場した選手でしたが、日本代表としての通算得点は僅か2点。
その内の1点が伝説の1点なんです。
W杯初出場をかけた世紀の大一番で挙げた伝説のVゴール!!!
1998年フランスW杯をかけたアジア最終予選のアジア第3代表決定戦の対イラン代表戦。
それまで最終予選での試合出場がなかった岡野が遂に2−2で迎えた延長前半から出場。
疲れの見えるイランディフェンスを何度も何度もスピードで圧倒して決定的場面を作るも・・・・
何度も外すという結果に(笑)
なんで外すねーーーん!
なんで横パスやねーーーん!
頼むから決めてくれーーー!!
何度も叫んだのを思い出します。
そして、歓喜の瞬間は突然訪れたのです。
PK戦が近づいてきた延長後半13分。
中田英寿がドリブルから左足でシュート!!!
キーパーが弾いたところに野人・岡野が飛び込んでスライディングシュート!!!
このゴールデンゴールが日本はW杯本戦初出場を決めた『ジョホールバルの歓喜』の瞬間でした。
この時のことを振り返ったドキュメンタリーがこちら。
悲壮感を持って試合に臨んでたんですね・・・。
精神的にも追いつけられた状態でのゴールが日本中の夢を運ぶゴールとなったんですね。
いやぁー記録ではなく記憶に残る野人・岡野。
ガムシャラにボールを追いかける姿に勇気をもらった人も多かったのではないでしょうか?
前田大然だけでなく、これからの日本代表にもこういう熱い選手が欲しいですね!