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ジェフのレコーディングでスティービー・ワンダーのクラヴィネットが聴ける・・なんて幸せな1975年

ジェフのレコーディングでスティービー・ワンダーのクラヴィネットが聴ける・・なんて幸せな1975年

クラヴィネット

ジェフ・ベックの「ブロー・バイ・ブロー」でもう一つうれしい出来事は
スティービー・ワンダーがレコーディングに参加していること

お礼のためとは言え、レコーディングで一緒になる画を想像すると、なにか異次元の世界を描いた映画で見ているような気分になります
もっともリアルに一緒のスタジオで一緒になっていることは考えにく難く、自分のトラックだけ録りに来たとかいう感じだったと思いますが
ひょっとしたら、違う場所で音源だけ録音してジョージ・マーティンに送ったのかもしれないけど
1975年頃ってできたかな?

そんなんでクラヴィネットの音がうれしい曲です
クラヴィネットという楽器を知ったのはスティービーからだったと思います

Thelonius

バーニー・ホーランドの「ダイアモンド・ダスト」をエンドにリストするのもジョージの提案かどうか
締め方が余韻を引っ張る
アルバムを聴き終わった後、少しの間動けない感覚があったのを思い出します
いい感覚でした

また舵を切る

イギリスのメロディ・メイカー誌の評価が悪かったことを
何の音楽雑誌だったかずいぶん後に読みました
「ブロー・バイ・ブロー」に惹かれていた身としては、気持ちのいい記事では無く、またへそ曲がりなこと書いて購読者の注意を引こうと思ってるなんて考えて読みましたが
実のところジェフも自分のニュアンスとオーディエンスの受け止め方にズレを感じていたようですね
決して商業的だけに目を向けての成功しようとしていないのに
アメリカをはじめ日本でも
ブルース・ロックから聴きやすいリスニングという受け止め方をされていたのは、そうだったんでしょうね

自身、私もそういうところも好きでした
80年代にTOTOやジャーニーなどポップになっていくスタジアムロックに通ずるのでしょうか

私はそうは思いませんが、そうかもしれません

その一方で
アメリカ出身でジェフの追っかけをヤードバーズ時代からやってたスティーヴン・タイラーとトーキング・モジュレイターも使うジョー・ペリーのエアロスミスにその実験的な音楽が引き継がれているような気がします
挑戦的な音楽の部分は理解できるところとできないところがありますが・・

これからもいろんな実験が芸術を切り開いていくのでしょうね
ジェフの舵の切り方にいくつになっても注目です

 

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