こんにちはー。
右手をケガした少年野球の子と逆手でキャッチボールをしようと思ったら・・・
お互い変な投げ方で笑いまくってしまいました。
利き手、利き足ってのが人にはあって逆でプレイするのって慣れないからとっても難しいですね。
さて、今日はそんな利き足の概念を覆すような両足利きと言われる選手の紹介です。
世界でも稀有な高次元の両足利き【ウスマン・デンベレ】
現在、リーガエスパニョーラの超強豪・FCバルセロナに所属するウスマン・デンベレ。
サッカー選手にも利き足があり、逆足精度というようなコトバがあるくらい利き足という概念があります。
左利きの選手の中にはほぼ左足一本でプレーするタイプのレフティーモンスターはたくさんいたりします。
パッと思いつくだけでも、現役選手ではディ・マリア、世界的なスーパースターだったディエゴ・マラドーナ、日本人選手だと名波浩さんが挙げられると思います。
現在の多くのプレイヤーは利き足はもちろん逆足でのプレーも練習し、逆足精度を高めてプレーに幅を持たせるようにしています。
しかし、ウスマン・デンベレ選手は利き足の概念を覆すくらい両足を使ってプレーする世界でも稀有な選手なんです。
画像引用元 Youtubeより
ウスマン・デンベレ(ウスマヌ・デンベレ)
1997年5月15日生まれ(23歳)
フランス・ウール県ヴェルノン出身
身長178センチ 体重67キロ
2010年からスタッド・レンヌのユースチームに所属し、2015年にトップチームに昇格し、2015年11月6日にプロデビュー。
2016年5月にドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントに移籍となり活躍すると2017年8月に20歳という若さでFCバルセロナへとステップアップとなる移籍を果たします。
この時の移籍金1億500万ユーロは2017年夏に移籍したネイマールに次いで高額な移籍金であり、2016年夏に移籍したポール・ポグバの移籍金と並ぶ金額でした。
FCバルセロナ史上最高額での移籍金でもありました。
順調にプレー時間を伸ばしていたのですが、昨シーズンはケガの影響もありたった5試合の出場に止まってしまいましたが、今シーズンは絶好調!
右サイドのアタッカーとしてレギュラーポジションを確立しています。
移籍当初にお笑い芸人・ペナルティのワッキーがデンベレについて熱く語ってました。
ワッキーのサッカー知識もさすがですね。
両足利きだからこそ止められないドリブル
両足利きって何が得なの?
左右どちらでも正確なキックができるというのは素晴らしい武器の一つ。
しかし、デンベレの1番の武器は両足で繰り出す独特のリズムのドリブルです!
相手DFの立場で考えると利き足は頭に入っており、ここぞの場面で仕掛ける場合は利き足でタッチすることが多いので利き足に比重を置いて守ります。
たとえば左足が利き足の選手だとゴール目掛けてタッチの大きなスピードに乗ったドリブルをする場合は左足でタッチします。
DFとしてはその左足でタッチするタイミングを狙ってタックルだったり守備を仕掛けます。
デンベレの場合は両足利きのため、どちらでボールタッチするのか分からないんです。
DFとしては左足でタッチするはずと思って仕掛けると、その前の右足でタッチされたらあっさり抜かれてしまいます。
どちらで来るか分からないからこそ、思い切ったディフェンスができないんですよね。
シュートフェイント、キックフェイントでも両足利きは有利です。
右利きの選手が左サイドに流れながら左足のシュートの体勢に入ったとしたら、キックフェイントで得意の右足にボールを持ち変えるかも知れないと予測しながら対処ができます。
しかし、デンベレはどちらの足でも同じくらいの精度のシュートが来る訳ですから、DFとしてはシュートを止めるためにチェックにいってしまいます。
するとデンベレはシュートフェイントで逆足に切り返してアッサリとゴールを決めちゃうんです。
ということで、百聞は一見に如かずなので動画をご覧ください。
相手の位置から遠い方の足でボールをタッチしながら抜いていくのが凄いですね。
スピードもあるし、変幻自在のテクニックで相手ゴールに迫り、シュートフェイントで切り返してゴールを決めるのが凄いわぁ。
遅刻魔だったり問題児扱いを受けているデンベレですが、ピッチに集中してサッカーファンを楽しませて欲しいなと思います。
フランス代表としてもプレーしており、ムバッペとの若手デュオが今後も楽しみですね。
それでは、またっ!
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