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格闘家の試合前計量に向けた過酷な水抜きダイエットとその後のリカバリーが凄い!

格闘家の試合前計量に向けた過酷な水抜きダイエットとその後のリカバリーが凄い!

こんにちはー。
大晦日の格闘技が超熱くて面白かったですね!
格闘技好きな僕は毎年大興奮。
今年も熱い戦いばかりで楽しめましたー!
熱烈応援してる朝倉兄弟の試合も超面白かったですし、他の試合も最高でした。

格闘家が行う水抜きダイエット

試合結果はイロイロですが、選手たちがこの試合に向けてトレーニングしてきてる過程が凄いなと思いました。
大会終了後に朝倉未来選手が公開した動画が凄かったっす。
選手たちは試合へのトレーニングと並行して計量という大きな課題に向けても調整していきます。
試合では契約体重というのが定められており、試合前日の計量でこの数字をパスしなければなりません。
この体重を僅かでも超えてしまっていたら試合が行うことができず、これが試合へのスタートラインとなります。
過去には体重超過となってしまってタイトルマッチが変則な形で行われたこともあります。
格闘家にとってこれはスタートラインのようなもので、これをクリアできなければ格闘家ではないと言っても過言ではありません。
それくらい契約体重を守るというのは大切なルールなんです。

軽量は試合開催日の前日に行われ、ここに向けて体重を落としてくるのですが・・・
今回の朝倉未来選手の場合は試合が決定した12月上旬の段階では約76.5キロあったそうです。

そこから約1ヶ月で契約体重の66キロまで約10キロの減量が強いられます。
トレーニングをしながら徐々に体重を落としていき、最後の1日で一気に5キロ近く落とすんですって!
他の格闘家の方々も同じようなスタイルで調整してる方がほとんどなようですので、減量の様子を動画でご覧くださいませ。

半身浴等で汗をかき1日で5キロも落とせるって凄いですね。
そして毎試合ごとにこういう苦しい減量をしている選手たちにリスペクトですね。
試合直前なのに、こうやってリアルな現場を動画撮影しながら公開してくれるって凄いこと。
選手たちのリアルな姿が見れて、試合の裏側でこういうことが行われているのを知れるのはとても有益ですね。
 

試合に向けて体重を戻すリカバリー

なぜ普通にユックリ減量していって体重を落とすのではなく、最後に水抜きをして一気に体重を落とすのか?
身体のことを考えたらユックリ調整していくのが良いような気がしますが、実際は翌日に向けての戦略でもあるんです。
計量時には対戦相手と同じ体重になりますが、実際の試合時には実は同じ体重ではないんです。
体重制の競技では公正な条件として体重が決められていますが、前日から試合当日までの時間で大きく体重を元に戻すリカバリーという期間があるんです。
試合時には体重が少しでも重い方が有利になるため、このリカバリーまで含めて戦略を立ててるんですね。
計量直前に身体の中の水分を落として臨むことで、計量終了後の水分補給や食事等で体重を元に戻しやすくするんです。
朝倉未来選手の場合も先ほどの動画のように水抜きをしてカラカラ状態から、水分補給を行なうだけで約1.5キロほど戻るそうです。

っで、消化のことも考えてうどんを食べるとさらに体重は増加。
計量後、たった3時間で4キロ体重が戻ったそうです。
人間の身体っていうか、格闘家の身体って凄い。

さらに食事を摂ったりすることで就寝前には71.5キロまで復活。
翌日の試合前までにどれだけ戻るんでしょうね。

朝倉未来選手も言ってましたが、『こういうことを乗り越えて全ての格闘家がリングの上に立って死闘を繰り広げている。』ということを知ってもらえるとさらに選手へのリスペクトも湧くのではないでしょうか。
そして体重差というのが格闘技においてどれくらい影響があるのかというのも大切なこと。
格闘技も階級というルールに則って行われるスポーツなんですね。

試合結果だけでついついああだこうだ言ってしまいたくなるとは思いますが、こういう大変なことを乗り越えて臨んでいるというリスペクトは持ってもらいたいなと思います。
また熱い戦いを見られる日を楽しみにしたいですね。
それでは、またっ!

 



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