こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
現在、冬場のトレーニングということで走力アップのための練習を行なってます。
ベースランニングだけでなく、ミニハードルを使って走り方の指導も取り入れてます。
以前、書いたスプリントトレーニングの記事はこちら→スプリントとランニングの違いを理解して速くなっちゃおう!
誰でもかけっこが速くなる方法【譜久里 武】
現在練習に取り入れているのは足の入れ替え方、入れ替えのスピードアップをテーマにトレーニングしてます。
その次のステップとして今回は腕の振り方を取り入れたいと思います。
というのも面白いトレーニング動画を発見したんです。
世界マスターズ陸上大会で金メダルを獲得したリレーの譜久里 武さんの動画のご紹介。
まずは、ご覧くださいませ。
これは良くなりそうだということで、今日は大事な部分を自分用のメモ気分で記事にします。
同じように小学生を指導している立場の方にも役に立ったら嬉しいです。
①背中をまっすぐ伸ばす
まず最初は背中をまっすぐ伸ばすこと。
背中が曲がっていると力が逃げてしまって地面からの反発が上手くもらえません。
地面からの反発をもらうためには背中を伸ばすことが大切です。
②腕をしっかり振る
今回一番大事だなと感じたのが腕をしっかり振るということ。
腕が振れなければ足が出てこないし、腕と足のタイミングやバランスが大事なんだよな。
足を速く回転させるには腕を速く振ることが大切になります。
足の回転と腕の振りの速さが違う人なんていませんもんね。
速く走りたければ、腕も速く振りましょう!
次のポイントは手を『顔の近くまで手を持ってくる』こと。
僕の中では、これは盲点でした。
確かに短距離選手の走り方を見ていると、手が顔の近くまでしっかりと振られています。
逆に長距離選手は腕はあまり大きく振らないですよね。
足の遅い子を思い出してみると、だいたい下の方や後ろの方で腕振ってますもんね。
後ろではなく身体の前でしっかり腕を振ることが大切です。
腕の振り方のコツとしては『ひじを円を描くように動かす』こと。
ムダのない腕振りをすることでスピードも速くなるんですね。
速く走るためには足だけでなく、腕や背中など全身をうまく使うことが大切なんですね。
③目線はまっすぐ見る
これも忘れがちですが、目線をまっずぐ前を見ることが大事。
下を見て走れば背中が丸まってしまいがちで地面からの反発がもらえなくなります。
首を左右に振ってしまったら体幹もブレてしまってスピードロスになります。
しっかりとゴールを見て走ることが大事なんですね。
パワーアップメニュー
動画の中で、さらにパワーアップメニューとして紹介されていたものもありました。
これも指導する時に忘れないようにメニューとして組み込みたいとこです。
①姿勢をまっすぐにして歩く
背中を伸ばすことが大事と先ほどありましたが、それを意識づけするためのメニュー。
まずは背中を伸ばすことを意識してまっすぐに歩きましょう。
②腕振りをしながら歩く
先ほどのコツにあったように腕の振りをプラスします。
しっかりと顔の前まで手を上げることを意識してフォームを身体に覚えこませます。
③スキップをする
腕の振りと足の入れ替えを意識したトレーニングですね。
いきなり一歩ずつ入れ替えるのではなく、スキップをすることでフォームを意識しやすくなりますね。
手を顔の前まであげることと、足首に力を入れて地面と水平にすることが大切です。
これは以前のブログ記事でも書いた足の入れ替えのトレーニングでも大事にしてたことですね。
今までのトレーニングにプラスして子供達と一緒にやってみようと思います。
走力アップして走りまくれるチームにしたいと思います!
足の速さはどんなスポーツにも活かせるので、小さい頃に動き方を身体に覚えこませてあげたいとこです。
ということで、最後にもう一度同じ動画をアップしときます。