ジェニファー・バトゥン
1999年春のジェフ・ベックのアルバムに出会うまで名前を知らなかったギタリスト
’99年と言えば、コンピューターの99年問題で世の中がワイワイ言ってた時でしたね
時計が誤作動して、
「核のミサイルが勝手に飛んでくる」とか
「ライフラインが全部ダメになる」とか
「病院では人工呼吸器などが止まっちゃう」とか
だから、1999年の12月31日 23時59分 から 2000年の1月1日へ日付が変わるときは、何があるかわからないのですぐ仕事に出れるように待機しろなんて言われて
結局、そのタイミングは会社で過ごし、夜中の3時ころになって『何にもなさそうだから帰るか!』って・・・貴重と言えば貴重な体験だったのかな?
ウィンドウズ98もどう使っていいのかわからない感じで
ブラウン管のテレビのもっと奥行きのあるモニターと、でっかいタワーで、机がほぼ占領される代物
もっぱらエクセルで数字の集計ばっかりやってたような気がします
ハードも3ギガくらいだったかな、少し大きいエクセルの表を作るともう限界でフリーズしてました
先の2000年問題の移行のことで、システム会社の人が来て社のAS400の移行の打ち合わせをするんですが
「アプリケーションをインストールして・・うんぬんかんぬん・・・」
・・・当時は、そのカタカナがさっぱりわからなかった・・『アプリケーションって何?』、『インストールって何?』
いやはや、この20年間でとっても変わりました
スマートフォンも指紋認証でロックが解除!ってびっくりしませんでした?
話が昔ばなしになって大いにズレズレになりました
ジェニファーは、1992年頃マイケル・ジャクソンのツアーに参加したギタリストで
そのギタリストがジェフのアルバムに参加するのも面白いといいますか
そもそも、ジェフってメンバーにギタリストって入れたことってありましたっけ・・
・・ロニー・ウッド くらいか?・・
ジェニファーは、MIDIでギターを操ってますね
だからジェフは、ヤン・ハマーとかトニー・ハイマスの向こう側にジェニファーを描いたのかなって思ったりします
ジェフらしいなあと思ったアルバム「フー・エルス!」でした
What Mama Said
アルバム「フラッシュ」の時は、時代にほんろうされた(と勝手に思ってますが)ジェフだったのですが
このテクノの打ち込みには飲み込まれず、使い切ったと感じました
その時の論評で、「空回りしてる」なんてのもありましたが
なんたって10年ぶりの新譜なんで『ミレニアムを迎えるのに相応しいアルバムだ!』と即買いでしたね