こんにちは、60年代から80年代のロック好きのメローなロッカーです。
アメリカ
イギリスで1968年に結成された、【アメリカ】という名前の3人組、アメリカンスクールの友人同士でした。
「ダン・ピーク」、「デューイ・バネル」、「ジェリー・ベックリー」の順に1学年ずつ後輩になり、真ん中のバネルだけがイギリス人です。このことが、後々の【アメリカ】の音楽性に影響を与えたようですね。
1971年アルバム「アメリカ」でデビューをした時で、ピークは20歳という若さでした。
ファーストアルバムは振るわなかったですが、翌年にシングル【名前のない馬】をリリースして大ヒット、アルバム「アメリカ」に【名前のない馬】をクレジットし直して、再リリースし直したら、グラミー賞受賞!
70年代の初めのころ「ウエストコースト」という言葉をよく使っていました。
美しいハーモニーがもちろん日本でも受け入れられ、アルバムの帯に「ウエストコースト」の文字が頻繁に使われていて、レコード屋さんに寄ると必ず目に留まり、手に取ってしまいました。
美しいハーモニーは、歴史的には「ビーチ・ボーイズ」がはしりだと思います。そして「ザ・バーズ」、「C S N & Y」と着実に継承されて行きました。
バンド【アメリカ】の特徴は、12弦フォークギターのフューチャーです。
私も、中学校の時、お小遣いをせっせと貯め、町のレコード屋さんにヤマハの12弦ギターを取り寄せてもらい、更に厚かましく分割払いを交渉して手に入れました。あの時のレコード屋さんのご厚意に感謝しています。その12弦、今も現役です。
12弦フォークギターの起源は、メキシコのバンジョーのようで、アメリカのフォーク歌手「ピート・シーガー」が有名にし、「ザ・バーズ」が頻繁に使うようになり、アメリカンロックに定着しました。曲「ミスター・タンブリンマン」はいい曲ですよね。
バンド【アメリカ】は、「C S N & Y」の影響を強く受けていて、ことあるごとに、「二番煎じ」という言葉がその当時の論評によく出ていました。
しかし、ある論評で、『イギリス出身のデューイ・バレルが居るからブリティッシュ・フォークの香りがする。「イアン・マシューズ」の影響も受けている。』を見て、改めて聴いてみると、「C S N & Y」の二番煎じではなく、【アメリカ】は【アメリカ】なんですね。なにより当時、”若くて爽やか”でした。
『ラーラー・ラッララーラー・ララ・ラー・ラー・ラ』のコーラス印象的な、
名前のない馬
こんなのも、見つけました。
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ご覧いただき、ありがとうございました。